【ゲーム株概況(7/13)】位置ゲーム関連で物色集めたモバファクが一時S高 任天堂は過熱感から上げ一服に 決算発表延期のサイバーステップが安い

7月13日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続伸し、前日比135.78円高の1万6231.43円で取引を終えた。欧米市場高に加え、為替が1ドル=104円台まで円安方向に振れたことで、輸出関連株を中心に買いが先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、市場の物色対象が輸出関連の大型株に向かったこともあって、小動きにとどまる銘柄も多い中で、モバイルファクトリー<3912>が一時ストップ高まで買われるなど強さを見せた。位置情報ゲーム関連として市場の関心を引き続き集めており、この日は任天堂<7974>が目先の過熱感から上げ一服となったことで、短期資金を集める格好となったようだ。3810

ほか、オルトプラス<3672>やenish<3667>、ネクソンなどが買われ、大手ゲーム株ではコナミHD<9766>が年初来高値を更新するなど上値を試す展開となった。

半面、前述の通り、任天堂は前日までの4連騰の過熱感からさえず、DeNA<2432>も3日ぶりに反落した。

前日7月12日に、費用の計上等について精査が必要になったことを理由に2016年5月期の決算発表を延期(関連記事)したサイバーステップ<3810>も売られた。


■関連銘柄
株式会社モバイルファクトリー
http://www.mobilefactory.jp/

会社情報

会社名
株式会社モバイルファクトリー
設立
2001年10月
代表者
代表取締役 宮嶌 裕二
決算期
12月
直近業績
売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3912
企業データを見る
サイバーステップ株式会社
https://corp.cyberstep.com/

会社情報

会社名
サイバーステップ株式会社
設立
2000年4月
代表者
代表取締役社長 佐藤 類
決算期
5月
直近業績
売上高74億1600万円、営業損益13億5300万円の赤字、経常損益14億8800万円の赤字、最終利益20億9700万円の赤字(2022年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3810
企業データを見る
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る