リアルワールド<3691>は、8月10日に予定していた第3四半期（15年10月～16年6月）の決算発表を延期すると8月9日に発表した。同社では、2015年9月期のクラウド事業における複数の取引について、取引に関する会計処理について、その収益認識の時期等について精査する必要が生じたため、としている。監査役3名と外部の会計専門家による社内調査委員会を設置して、実態の調査にあたる予定で、決算確定までに相応の時間を要する見込みになるという。
なお、取引のうち現在までに検出されている訂正を必要とする取引金額は2700万円だが今後の社内調査委員会の調査により変動する可能性もあるとのこと。
