【ゲーム株概況(10/25)】アプリゲーム好調で業績予想増額の東映アニメが高い 外資が投資判断「買い」のサイバーエージェントとDeNAも買われる

10月25日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比130.83円高の1万7365.25円で取引を終えた。為替が1ドル=104円台半ばまで円安方向に振れたことで、輸出関連株を中心に朝方から買いが先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、東映アニメ<4816>が一時5670円まで買われるなど大幅高した。東映アニメは、国内外でアプリゲーム『ドラゴンボールZドッカンバトル』と『ワンピーストレジャークルーズ』に加え、中国向けで「聖闘士星矢」のアプリゲームが好調だったことなどから2017年3月通期と中間期の業績予想を上方修正したことが材料視された。

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また、メリルリンチ日本証券が投資判断を新規「買い」としたサイバーエージェント<4751>とDeNA<2432>が買われたほか、ネクソン<3659>やAiming<3911>がしっかり。

半面、ケイブ<3760>やクルーズ<2138>、enish<3667>などが売られ、メディア工房<3815>は一時605円まで売られるなど利益確定の売り物に押された。

ほか、ベクター<2656>やブランジスタ<6176>の下げもきつい。


■関連銘柄
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1349億1400万円、営業利益42億0200万円、税引前利益135億9500万円、最終利益88億5700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
企業データを見る
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
企業データを見る
東映アニメーション株式会社
http://corp.toei-anim.co.jp/

会社情報

会社名
東映アニメーション株式会社
設立
1948年1月
代表者
代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
決算期
3月
直近業績
売上高874億5700万円、営業利益286億6900万円、経常利益297億9100万円、最終利益209億円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4816
企業データを見る