【ゲーム株概況(11/11)】日本一ソフトに決算先回り買いの動き　業績上ブレのネクソンも買われる　業績予想を大幅下方修正のアルファポリスが急落

11月11日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら続伸し、前日比30.37円高の1万7374.79円で取引を終えた。1000円以上の値上がりの翌日ということもあり、利益確定の売りが広がることが懸念されたが、前日の米国市場でNYダウが過去最高値を更新していたこともあり、朝方から買いが先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、引け後に発表が予定されていた2017年3月期第2四半期決算への先回り買いの動きから日本一ソフトウェア<3851>が大幅高したほか、前日（11月10日）に発表した2016年12月期の第3四半期累計（1～9月）決算が予想比で上ブレし、野村証券が目標株価を2000円から2100円に引き上げたネクソン<3659>も買われた。

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ほか、新作『セブンス・リバース』のサービス開始日を11月17日に決定（関連記事）したガンホー<3765>や、JPモルガンが目標株価を3600円から4000円に引き上げた DeNA<2432>も高い。

半面、コロプラ<3668>が続落し、終値ベースで1000円大台を割り込んだほか、ドリコム<3793>やサイバーエージェント<4751>、カヤック<3904>などの下げもきつい。

2017年3月期通期の業績予想の大幅下方修正を発表したアルファポリス<9467>は、一時941円まで売られるなど失望売りに押された。

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