エキサイト、第2四半期は減収・赤字幅縮小…ブロードバンド事業が黒字転換、広告・課金サービス不調で赤字継続

エキサイト<3754>は、11月11日、第2四半期累計(4-9月期)の連結を発表し、売上高33億0800万円(前年同期比10.0%減)、営業損益9100万円の赤字(前年同期4億3800万円の赤字)、経常損益1億0800万円の赤字(同4億5300万円の赤字)、最終損益9200万円の赤字(同4億5500万円の赤字)と減収・赤字幅縮小となった。
 

「エキサイト光」を展開するブロードバンド事業が前年に行った大型投資の効果で増収・黒字転換を達成したこともあり、全体としては赤字幅が縮小した。赤字が継続したのは、広告・課金事業の苦戦が主な要因となる。純広告の売上減少や、課金サービスの伸び悩みなどに加え、新サービスや海外事業への先行投資を行ったとのことだった。
 

また、チケット販売に関わる国内関連会社の株式の一部を売却し、連結対象外としたことで、持分法による投資損失が改善した。さらに、美容室検索サイトを運営する子会社の株式の一部を売却し連結対象外としたことにより、関係会社株式売却益を計上し、最終損益の赤字幅はさらに縮小したという。