インクリメントP、北米地域の戦略的活動拠点として子会社を米カリフォルニア州のサンノゼに設立

インクリメントPは、北米地域の戦略的活動拠点となるIncrement P North America(以下、略称「IPNA」)を2016年10月にアメリカ合衆国カリフォルニア州サンノゼ市に設立したことを発表した。

昨今、北米地域のIT企業各社はビッグデータビジネスやシェアリングサービス、自動運転などのグローバル展開を計画しており、その事業の構成要素として「地図データ」の必要性が非常に高まってきている。その一環として、アジア圏への進出拡大による日本及びASEAN地域の地図データへの需要が増加するとともに、そのニーズも多様化している。

こうした背景を踏まえ、同社では、1994年の創業以来、デジタル地図業界のリーディングカンパニーとして培ってきた技術・ノウハウを活用し、北米地域の各企業のニーズに最適化した日本及びASEAN地域の地図データの提供を強化すべく、本会社を設立することを決定した。

同社では、これからも新たな地図・位置情報需要の創造を積極的に展開し、中長期的な事業の成長を目指すとともに、多様化する地図データニーズへの的確な対応を通じて各企業の事業拡大に貢献していく。さらに、IPNAを通じて、北米地域の各企業との良好なパートナーシップを築いていくとしている。

<IPNA概要>
商号:Increment P North America, Inc. (略称:IPNA)
所在地:2880 Zanker Road, Suite 106, San Jose, CA 95134 USA
設立:2016年10月
代表者:President Andy Parsons
資本金:US$600,000 (インクリメントP全額出資)
業務内容:
・北米地域各社への日本地図データ及びASEAN地図データのコンサルティング業務
・インクリメントPの地図データに関する北米地域での技術サポート業務
・北米地域での市場、企業動向等のリサーチ業務