東宝、第3四半期は過去最高、営業益28%増の414億円…「シン・ゴジラ」と「君の名は。」けん引 「君の名は。」興収230億円超、歴代邦画2位に

東宝<9602>は、1月16日、第3四半期累計(16年3~11月期)の連結決算を発表し、営業収入1781億円(前年同期比1.8%増)、営業利益414億円(同28.7%増)、経常利益425億円(同26.2%増)、四半期純利益281億円(同34.9%増)となり、第3四半期決算としては過去最高を記録した。
 


主力の映画事業のうち映画営業事業において「ゴジラ」シリーズ第29作目となる「シン・ゴジラ」が大ヒットを記録、新海誠監督作品「君の名は。」がメガヒットのロングラン興行を記録し、邦画歴代2位となる興行収入230億円を超えたほか、『怒り』『四月は君の嘘』『何者』など多数の話題作や定番のアニメ作品を配給した。上記2作品が映画営業事業、映画興行事業、映像事業を牽引したという。また、演劇事業においても「Endless SHOCK」「エリザベート」「ピアフ」「エドウィン・ドルードの謎」「ジャニーズ銀座2016」など様々な話題作を提供した、としている。


なお、2017年2月通期は、営業収入2340億円(前期比2.0%増)、営業利益470億円(同15.4%増)、経常利益485億円(同14.2%増)、四半期純利益330億円(同27.7%増)を見込む。
 
東宝株式会社
https://www.toho.co.jp/

会社情報

会社名
東宝株式会社
設立
1932年8月
代表者
代表取締役社長 社長執行役員 島谷 能成
決算期
2月
直近業績
売上高2283億6700万円、営業利益399億4800万円、経常利益427億9000万円、最終利益295億6800万円(2022年2月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9602
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