【ゲーム株概況(2/14)】好決算と好材料を好感しマイネットが一時ストップ高 減益決算となったイグニスは大幅安に

2月14日の東京株式市場では、日経平均株価は大幅反落。前日比220.17円安の1万9238.98円で取引を終えた。寄り付き後に一時1万9500円台に乗せる場面もあったが、その後は利益確定売りに押されて下げに転換した。

こうしたなか、ゲーム関連株をみると、上方修正など好材料の浮上した銘柄に資金が集まった。マイネット<3928>が一時ストップ高まで買われた。16年12月期の営業利益が5億円と大幅な増益となったことや、東証1部への市場変更を目指す方針、AIによる自動運用などが好感されたもようだ。
 

【関連記事】
マイネット上原仁社長「C&MゲームスのPMIは順調」 売上・利益は伸長 社員の94%が引き続き在籍
マイネット、東証一部への市場変更に向けて始動
マイネット、AIによる自動運転を導入…月商1000万円台のタイトルで検証開始
マイネット、マーケティング関連事業の戦略子会社「ネクストマーケティング」を設立 副社長の嶺井政人氏が社長就任
マイネット、16年12月期の最終利益は8.8億円の黒字に 前期の取得タイトル数は合計は27タイトル、期末運営タイトル数は35タイトルに


また、アカツキ<3932>がストップ高となった。2017年3月期の連結業績予想の上方修正を発表したことが材料視されている。特に修正後の予想値が従来のレンジ予想の上限をいずれも上回る数字となったことが市場にサプライズとして受け止められているようだ。

半面、イグニス<3689>が大幅安。13日に発表した第1四半期決算で、営業利益が前年同期比63.7%減の1億4800万円と減益となったことが嫌気された。新プロダクトや新規事業の開発に伴う研究開発費が増加したことに加え、「with」を中心とした広告宣伝費の増加などが負担となった。

【関連記事】
イグニス、1Qは7%の増収ながら63%の営業減益に…研究開発費の増加や「with」の広告宣伝費増加で 期中はIoTやVRへの投資を開始




■関連銘柄
株式会社マイネット
http://mynet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社マイネット
設立
2006年7月
代表者
代表取締役社長CEO 岩城 農
決算期
12月
直近業績
売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3928
企業データを見る
株式会社イグニス
http://1923.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社イグニス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
決算期
9月
企業データを見る