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【イベント】プロモーション専用キャラクターによるヴァーチャル広告代理店！　新キャラクターIP「城崎広告」創立発表会をレポート

株式会社バンダイナムコエンターテインメント

バンダイナムコエンターテインメント（バンナム）

2017.02.23 12:00

バンダイナムコエンターテインメントは、2月22日に、新キャラクターIPとして「城崎（しろさき）広告」を発表した。

この「城崎広告」では、ヴァーチャルキャラクターが所属する架空の広告代理店「城崎広告」が、実在する企業のリアルな商品のPRを行うという前代未聞のプロジェクトとなる。

今回「城崎広告」のプロジェクト発足にあたり、「城崎広告」創立発表会という形式で、お披露目発表会が開催された。この発表会では、城崎広告」社長（キャラクター）よりプロジェクトに関して説明、さらに、第一弾企画のクライアントであるサンスター文具の奥山峯雄常務取締役をゲストに迎え、ヴァーチャルキャラクターと実在企業との掛け合いにて発表会が進行された。

本稿では、そんな「城崎広告」創立発表会の様子をレポートする。

■個性豊かな社員達が実在する商品をPR！前代未聞のキャラクターIPプロジェクト「城崎広告」!!

「城崎広告」創立発表会では映像にて「城崎広告」の社長「城崎律子」氏が登場。司会と対談形式で「城崎広告」の事業説明を行った。

まず最初に「城崎広告」では、「消費者と商品のあいだに物語を紡ぎだす。」をテーマに、業務を行うという。人は商品を購入するとき、ワクワクせずにはいられない生き物である。だから、モノと人を繋げる物語を紡ぐことは、ワクワクする瞬間、エンターテイメントを作り出すことにつながると「城崎律子」氏は話す。

そして「城崎広告」がプロモーションするものは、実在するサービス・商品であれば何でもだという。プロモーション手法については、そのサービス・商品においてオーダーメイドで企画、実施を行うが、主な活動場所はWEBでの展開になる。

続いて、「城崎広告」の社員紹介が行われた。「城崎広告」では、社長の「城崎律子」氏含め全員で10名の社員が在籍している。

組織として、営業部・企画部・事業推進部に分かれている。営業部では、クライアントを訪問し、プロジェクトの提案などを行い、企画部ではクライアントの商品やサービスを分析し、具体的なPR内容を立案、事業推進部では営業、企画の活動を支えるとともに、裏方にとどまらない専門性を発揮する。各部にはそれぞれ3人の社員が所属している。

また、マスコット社員として「シロにゃんにゃ」も在籍。お城をモチーフにし、2月22日のネコの日にふさわしいマスコットとなっている。

次に「城崎広告」のプロモーションツールが紹介された。「城崎広告」では、主に4つのチャンネルで情報を発信する。まず一つのTwitterでは、社員自らの言葉で商品そのものや、プロモーションの進捗状況について発信する。「城崎広告」社員の共同アカウントと考えれば分かりやすいだろう。また、このアカウントのフォロワーは、「城崎広告」のチアリング社員と呼ばれ、「城崎広告」の仕事の裏も表も知ることができる。

2つめは公式サイト。こちらでは、事業内容や社員紹介といった通常の企業と同じ様に「城崎広告」の情報がまとめられている。

3つめは特設サイト。こちらは、「城崎広告」がPRする商品の特設サイトとなり、商品の魅力等を毎週更新する。

最後は社員専用サイト。通常はクローズドとなっているはずの社員専用のサイトがチアリング社員にはオープンとなっている。ことらのサイトでは、議事録や社内ブログといった「城崎広告」の業務の様子が描かれる。

■「城崎広告」の第一弾プロジェクトはサンスター文具のDELDE

ここで「城崎広告」発足の第一弾プロジェクトとしてサンスター文具の「DELDE」が紹介された。「DELDE」は、3秒でペンスタンドに早変わりする新感覚ペンポーチで、高校生、大学生の女性の間で大人気の商品で、出荷数は100万個を超えている。

壇上にはサンスター文具の奥山常務取締役が登壇。サンスター文具と「城崎広告」の出会いを「とある社長から新しい広告会社ができるとうさんくさいお話を頂いたのがきっかけ」と語り、笑いを誘った。

「DELDE」のPRを「城崎広告」に任せたきっかけとして、「社員の方々が熱意を持って取り組んでくださる」、「オーダーメイドの広告展開」「社内ポータルさえもオープンなところ」、「新しいタイプのウェブ広告の展開」、そして「城崎社長のまさに絵に描いたかのような美しさ」を挙げた。