​スマホゲーム会社の雇用動向(13) 従業員数・業績ともに大変貌を遂げたサイバーエージェントのゲーム事業

不定期連載として、スマートフォンゲーム会社の雇用動向にフォーカスしていく。13回目となる今回は、サイバーエージェント<4751>のゲーム事業を取り上げたい。同社のこれまでに開示した決算説明会資料によると、2016年12月末現在のゲーム関連事業の従業員数は1272名だった。2010年9月期の110名から10倍以上に拡大したことになる。新卒社員が加わるため、第3四半期ではさらに増えているものとみられる。

 
▲新卒社員の増える第3四半期で大きく伸びる傾向にある。


同社は、Cygamesを中心に、サイバーエージェント本体、サムザップ、アプリボット、ジークレスト、Craft Eggなど様々なゲーム会社がゲーム事業を展開しており、業績面も急成長を遂げている。売上高をみると、2010年9月期の第1四半期では6億円だったが、直近四半期では346億円に、営業利益も4000万円の赤字から64億5000万円と驚くべき成長を遂げ、いまやグループの大きな柱のひとつとなっている。

 
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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