【ゲーム株概況(4/27)】gumiが3日続伸…VR子会社の設立などを評価、リスク回避の資金流入の側面も ミクシィは新高値 LINEは反落

4月27日の東京株式市場では、日経平均株価は5日ぶりの反落となり、前日比37.56円安の1万9251.87円で取引を終えた。米国でトランプ政権による大型税制改革の基本方針が発表されたが、実現性への不透明感が意識されたこともあって米国市場が下落し、国内市場も利益確定の売り物が先行した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、gumi<3903>が3日続伸し、終値ベースでは4月3日以来となる1100円台を回復した。gumiは先日発表したVR事業のスピンオフ子会社の設立(関連記事)などが市場から評価されているほか、3月期決算発表がシーズン真っ只中ということで、発表によるリスクを回避した資金が流入している側面もあるようだ。

また、ミクシィ<2121>が年初来高値を更新して6000円台に乗せたほか、アカツキ<3932>やenish<3667>、アエリア<3758>なども買われた。

半面、前日4月26日に第1四半期決算を発表したLINE<3938>は、材料出尽くしとみた売り物に押される展開となり、本日発表を控えていた決算への警戒感から任天堂<7974>やカプコン<9697>、グリー<3632>などもさえない。


■関連銘柄
株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高160億0900万円、営業利益4億4700万円、経常損益1900万円の赤字、最終利益4億4500万円(2023年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
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