サン電子、17年3月期は2.2億円の経常赤字に…遊技機関連の低迷や新規事業の先行投資、持分法投資損失で

サン電子<6736>は、5月12日、2017年3月期の連結業績を発表し、売上高246億9800万円(前の期比8.0%増)、営業利益1億4100万円(同65.3%減)、経常損益2億2100万円の赤字(前の期1億8500万円の黒字)、最終損益5億8100万円の赤字(同1億5400万円の黒字)となり、増収・最終赤字転落となった。

 


モバイルソリューション事業その他が前年を上回る売上となったものの、パチスロホール経営ソリューションや遊技機部品の減収と、新規事業に関する開発費やのれんの償却などが発生したため、営業利益は前年比でマイナスとなった。

また経常損益は赤字となったが、持分法投資損失3億8600万円などを計上したことによる。さらに、イスラエル子会社Bascsoftののれんの減損を特別損失として計上したことも最終損益の赤字幅を広げることになった。

2018年3月期は、売上高260億円(前期比5.3%増)、営業利益2億円(同40.9%増)、経常損益1億円の赤字、最終損益2億円の赤字を見込む。

 
サン電子株式会社
http://www.sun-denshi.co.jp/

会社情報

会社名
サン電子株式会社
設立
1971年4月
代表者
代表取締役社長 内海 龍輔
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
6736
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