イマジニア、17年3月期は営業益29%減の6.02億円…コンテンツ事業が減益、再生可能エネルギー事業への先行投資も

イマジニア<4644>は、2017年3月期の連結決算を発表し、売上高43億0600万円(前の期比5.2%減)、営業利益6億0200万円(同29.0%減)、経常利益8億0700万円(同17.6%減)、最終利益5億9400万円(同18.7%増)だった。コンテンツ事業の減益が続いたほか、新規事業である再生可能エネルギー事業の先行投資が引き続き負担となった。

 


セグメント別の状況は以下のとおり。

コンテンツ事業の売上高は43億0600万円(同5.2%減)、セグメント利益9億4000万円(同23.2%減)だった。スマートフォンゲームに注力しており、2016年6月には「あつめて!リラックマ」、7月には「すみっコぐらし~パズルをするんです~」の配信を開始した(現在、同社が提供元となっている)。

また、引き続き「NTTドコモスゴ得コンテンツ」「auスマートパス」のキャリア主導サービス、新たな教養メディア「10 M TVオピニオン」の普及、中国を中心とした海外へのアニメ等のコンテンツ提供などに取り組んだ。

再生可能エネルギー事業は、売上高は3万8000円、セグメント損益6300万円の赤字(前の期は5800万円の赤字)だった。新たな取り組みとして、水圧管路を利用した100kW以上の発電設備設置の新規立地開拓を行った。また、2017年3月には、富山県新保用水土地改良区との共同事業として農業用水路に2か所の小水力発電所を設置し、売電を開始したという。

続く2018年3月期は、売上高40億円(前期比7.1%減)、営業利益4億円(同33.6%減)、経常利益5億6200万円(同30.3%減)、最終利益4億円(同32.7%減)を見込む。

 
イマジニア株式会社
https://www.imagineer.co.jp/

会社情報

会社名
イマジニア株式会社
設立
1986年1月
代表者
代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
決算期
3月
直近業績
売上高66億4000万円、営業利益5億9600万円、経常利益9億3200万円、最終利益6億1000万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4644
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