マイティークラフト、麻雀パズルゲーム『スーパーリアル麻雀そりてぃあR』を28カ国でリリース…機械翻訳エンジン駆使し104ヶ国語対応、ミドルウェアとして提供も



マイティークラフトは、5月19日、スマートフォン向け麻雀パズルゲーム『スーパーリアル麻雀そりてぃあR』に機械翻訳エンジンを組み込み104ヶ国語に多国語化し、日本を含む28ヶ国のApp Store/Google Playでリリースした。

今回リリースした「スーパーリアル麻雀そりてぃあR」は、初回起動時やゲーム中の設定画面で100ヶ国語以上(リリース時104ヶ国語)から任意の言語を選択してゲームを進めることができる。麻雀牌あわせという簡単なルールのパズルを、各国のユーザーが自分の慣れ親しんだ言語でゲームを楽しむことができる。
 
多国語化にあたり、同社はWEB翻訳システムで開発したAI(人工知能)機械翻訳エンジンをゲーム用にカスタマイズし、さらに独自のゲーム翻訳辞書を参照する形でアプリに組み込んでいるという。AI機械翻訳を利用することで、多くの言語をリアルタイムに翻訳し反映することができる。

翻訳はテキスト部分の翻訳のみで、誤訳もないわけではない、と完全な翻訳ではないと認めつつも、外国人に依頼した評価テストでは、翻訳精度も高くゲームを理解しプレイするのには問題ないとの反応がほとんどだったという。今後もゲーム用に翻訳精度を上げつつ、他のゲーム開発にも展開していく予定。
 
 

マイティークラフトでは、従来高額の費用がかかっていたゲームやアプリのローカライズに対して、自社製品のみならず機械翻訳ソリューションとしてミドルウェアを提供していく予定。特に運用が必要なソーシャルゲームや情報更新アプリなどには、従来のローカライズと比較して大幅なコスト削減が可能になるとのこと。


 

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