『ドラゴンクエストライバルズ』6月9日のCBT開始に先駆けて体験レビュー…基本的なルール紹介のほか武闘家「アリーナ」を使用した対戦レポートも!

 
スクウェア・エニックスが5月24日に発表した、スマホ向けタイトル『ドラゴンクエストライバルズ』。本作は、スマホ向けの『ドラゴンクエスト』関連作品としては初となるデジタルカードゲームだ。
 
そんな『ドラゴンクエストライバルズ』のクローズドβテスト(CBT)が、いよいよ明日(6月9日)より開始される。今回は、CBTに先駆けて本作を先行体験できる機会を得られたので、そのときのプレイをもとに判明したルールやプレイ感をレビューとしてお届けしていく。明日を待ちきれないというファンはもちろん、今回、惜しくも抽選から漏れてしまったという方も、本サービスに向けて、是非、参考にしていただきたい。
 
 

■まずはカードやルールの基礎をご紹介

 

▲ゲーム開始時に、ナビゲーターのアメリアがプレイヤーに戦い方を教えてくれる。
 
まずはチュートリアルで教えられるバトルの基本的な流れを紹介。各プレイヤーは、30枚のカードからなるデッキを持ち寄ってバトルに挑むこととなる。勝利条件は、相手リーダーのHPを先に0にできた方の勝ちとなる。
 
デッキを組む際は、7つの職業の中から自分の好きなリーダーを選択するのだが、リーダーの選択によって組み込めるカードが異なるため、職業ごとに特色を活かしたデッキが作成できるようになっている。なお、リリース時には「戦士」「魔法使い」「武闘家」「僧侶」「商人」「占い師」「魔剣士」の職業で使えるカードのほか、どの職業のデッキにも入れられるカードを含め400種以上が実装される予定とのこと。
 

▲一度作成したデッキは、デッキコードを発行してコピーしたり、友人に広めたりすることが可能。レジェンドレアがカードの種類ごとに1枚まで、それ以外のレア度のカードは2枚まで同じカードを入れられるようになっている。
 

▲また、本作では所持していないカードもレシピに組み込めるというのがひとつ特徴的だった。
 

▲チュートリアルでは、筆者が戦士テリーを、相手(NPC)が魔法使いゼシカを使用。本作には対NPCモードも用意されているが、主な要素は1対1の対人戦になるとのこと。
 
なお、カードには「ユニット」「特技」「武器」の3種類がある。自分のターンごとに1枚カードをドローし、与えられたMPを消費して手札のカードを使用して勝利を目指す。
 
モンスターや冒険者が描かれたユニットカードは、カード左上に表示された数値分のMPを使用することで場に召喚できる。場は各プレイヤーに6箇所(前列3箇所、後列3箇所)が用意されており、最大6体までのユニットを召喚可能。召喚は、カードを出したい場へドラッグする、または場以外のフィールド上へドラッグして出したい場をタップすることで行える。
 
ユニットカードにはそれぞれ攻撃力とHPが設定されており、攻撃力がカードの左下に、HPがカードの右下に表示されている。召喚されたユニットは、呼び出した次のターンから行動可能で、相手のリーダーやユニットに攻撃力分のダメージを与えることができる。また、ユニット同士のバトルが発生した際には、お互いの攻撃力分のダメージを受け、HPが0以下になったユニットは破壊される。
 

▲使用できるカードや、行動できるユニットは緑色に光っているため、カードゲーム初心者にも分かりやすく親切な設計となっている。
 

▲手札や場のカードは長押しすることで効果を確認可能。
 
また、MPは自身のターンが回ってくるたびに最大値が+1され、全回復するため、如何に毎ターン効率良くMPを消費して戦うかが戦略を練るうえでも重要になりそうだ。
 
特技カードや武器カードは、ユニットカードと同じく表記されたMPを使用することで、ユニットではなくリーダーを動かすことができる。ただし、リーダーでユニットを攻撃した際にはリーダーのHPに反撃を受けてしまうということも忘れずに。
 

▲出した際に即効果が現れるものが多く含まれている特技カードは、狙いたい相手の上にカードをドラッグすることでリーダーが特技を使用してくれる。
 

▲リーダーに装備させることができる武器カードには、攻撃力が左下に、使用回数が右下に表記されている。武器を装備したリーダーは、そのターンからすぐに行動することができる。
 
リーダーが、他の冒険者やモンスターら”仲間と共に戦う”姿には、「ドラクエ」特有のらしさを感じることができた。
 
 

■配置やテンションをマスターして勝利を掴め!

 
ここからは、配置による効果やテンションスキルを含めた戦い方の応用編。
 
【ブロック&ウォールについて】
ユニットは、前後に並べることで前列が後列への攻撃をブロックしてくれるようになる。
 
また、ユニットを縦に3体並べるとリーダーを守ることができる「ウォール」が発生する。ウォールの発動条件は前列・後列に関わらず縦3体のため、例えば、上段下段の前列と中段の後列にユニットを召喚した場合にもしっかりと効果が得られる。
 

▲ただし、ウォールで防げるのは相手ユニットやリーダーの攻撃のみで、メラやはやぶさ斬りといった特技カードの効果は防げないので注意が必要だ。
 

▲逆に、ウォールやブロックが発動していなければ、基本的には場にいる好きな相手ユニットやリーダーに攻撃できる。
 
そのほか、ランダムな場にユニットを追加召喚する特殊能力を備えていた場合、上段前列、中段前列、下段前列、上段後列、中段後列、下段後列の優先順位で場に追加ユニットが召喚されるとのこと。
 
【テンションスキルについて】
テンションスキルとは、リーダーのテンションゲージを3段階まで溜めることで効果を発動できるリーダーの特殊能力である。なお、テンションゲージは、手札とは別に毎ターン1回1MPで使うことができる「テンションカード」を使用すると1段階アップする。
 

▲テンションスキルの効果は、自身の一時的に強化するものや任意の敵にダメージを与えるものなど、リーダーによって内容が異なる。
 
以下は、今回の先行体験プレイで判明した各リーダーのテンションスキル。
 
戦士【テリー】
・1ターン、リーダーの攻撃力+3&貫通
 
魔法使い【ゼシカ】
・任意の敵1体に3ダメージ
 
武闘家【アリーナ】
・デッキからカードを2枚引く
 
僧侶【ククール】
・リーダー&全味方ユニットのHPを3回復
 
商人【トルネコ】
・どうぐカードを3枚(ちからのたね、いのちのきのみ、しあわせのたね)を入手する
 
占い師【ミネア】
・デッキから特技カードを1枚引き、コストを-3
 
魔剣士【ピサロ】
・攻撃力3・HP2のピサロナイトを1体出す
 

▲そのほか、テンションゲージが3溜まっているときにのみ使用できる「必殺技」というカードが存在する。MPも消費できる状況を作り出すハードルは高いものの、どれも強力な効果を備えたカードばかりだ。
 
【先攻後攻について】
そのほか、先攻後攻は対戦開始時のコイントスによって決定される。これによりバトル開始時の手札枚数やテンションの段階が異なることも明らかとなった。
 

▲基本的に先手を打てる先行に対して、後攻は手札が1枚多い、テンションゲージが2溜まった状態でスタートといった利が得られる。
 

▲また、最初の手札は一度だけ交換が可能となっている。MPの最大値は1からスタートするため、消費MPの多いカードは序盤で使用できない。一度に3枚、4枚選び直すことも可能なので、最初はなるべく消費MPの少ないカードを引きにいこう。
 
また、プロフィールでは、ランクマッチでの戦績のほか、「今季最高ランク」や「ギルド」といった項目も見られた。ギルドでは、同ギルド内のメンバーとチャットや観戦、デッキ投稿などを楽しめる予定とのこと。
 
 

■カードパックは1パック6枚でレア以上が確定

 
チュートリアル終了後には、各職業の構築デッキが配布される。ここに、ゴールドやチケットを消費して引けるカードパックを加えることで、どんどんと独自のデッキを作り上げていける。ということで、早速、筆者もスタンダードパックを10パック引かせていただくことに。
 
カードパックは1パック6枚入りで、1枚はレア以上の出現が確定している。
 


▲レジェンドを引いた際には特別な演出も!
 
そのほか、所持カードを分解した際に手に入る「錬金石」を使えば、好きなカードを作成することが可能。キラキラと光るプレミアムカードというものもあり、カード閲覧画面だけでなく戦闘で使用した際にも光る演出が施されているほか、分解すると通常より多くの錬金石がもらえる。
 
 

■武闘家「アリーナ」の実力や如何に!? スクエニ開発陣とガチバトル

 
最後に、筆者が武闘家「アリーナ」を、『ドラゴンクエストライバルズ』プロデューサーである二木達博氏が魔法使い「ゼシカ」を使用して、実際に対戦を体験させてもらった。今現在、この地球上で最も『ドラゴンクエストライバルズ』をやり込んでいる人間の一人と言っても過言ではない相手に、かなりの激戦が予想される。
 

▲対戦時にはお互いの感情を表現するエモートも搭載されている。
 
対戦前にいただいたアドバイスでは、武闘家はユニットや武術カードなど、小さいコストのカードを連携させて戦うことがポイントになるという。中には、前後の配置によって効果が発動するカードも見受けられた。
 
序盤は、強いユニットを召喚することよりも、手札を充実させるためにカードがドローできる効果が付いた特技カードやユニットカードを使用。いただいたアドバイス通り、少ないMPで使用できるカードを集めて連携が狙いやすくなる体制に。なお、手札の上限枚数は10枚までとのこと。
 

▲こちらが武術カード。従来の特技カードとは別に、武闘家専用として用意されているカードである。この場面では「武術:飛びげり」(ユニット1体の位置を前後入れ替える)で、リビングスタチューを後列に押し込み「におうだち」の(※前列に配置すると後列のユニットやリーダーを守ってくれる)効果を消した。
 
中盤からも、テンションスキルで手札を補充しつつ、強力なユニットを召喚して敵の猛攻をユニットで防いで立ち回っていく。しかし、8ターン目、相手のマリベル(召喚時:このターン中 次に使う特技カードのコスト-10)とイオナズン(全ての敵ユニットに3ダメージ)のコンボにより味方の場が一掃されてしまい一気にピンチに。
 

▲9ターン目に引いてきたナイトフォックス(自分の特技カードのコスト-1)に、飛びげりとハッサン(前列に召喚した場合 正面にいる前列の敵ユニットに6ダメージ)の効果を組み合わせ、なんとか場の有利を取り返す。
 
最後は、レジェンドカードであるゾーマや、場に召喚されたターンにすぐ攻撃できる「速攻」の効果を持つキングレオの攻撃を組み合わせて一気にダメージを与え、見事、今回の対戦に勝利することができた。
 

▲攻撃力10、HP10というステータスに、光の玉を使用しない限りダメージを受けることがないというゾーマは非常に強力。光の玉はゾーマを召喚することで相手のデッキの1番上に置かれるが、使用するのに5MP必要なため相手にかなり苦しい対応を迫ることができる。ただし、相手の場に強力なユニットを残したまま召喚すると光の玉を使用された後に撃破されてしまうため、召喚タイミングが重要なカードになると感じた。
 
今回、対戦して感じたのはテンションカードを使用するタイミングが非常に重要であるということ。まずひとつは、テンションスキルはゲージが3溜まっている状態であれば、1バトル中に何度も使用することができる。そのため、与えられたMPの最大値通りにカードを展開していけば、場としては有利を得られやすいが、テンションゲージが溜まった後はMP消費0でテンションスキルを使用できるため、状況を逆転されやすくなってしまう。また、効果にもよるが、テンションスキルを警戒して大胆な行動にも制限を掛けたくなってしまうというのも要因のひとつだ。相手より早くテンションゲージを溜めることができれば有利な状況が作りやすくなると覚えておこう。さらに、手札ばかりを使用しすぎるとリソースが枯れて負けてしまう恐れもあるため、常に相手の手札、場、テンションゲージを確認しながら、どのターンに決めきるかを考える戦略性が伺えた。
 
Social Game Infoでは、今後も随時『ドラゴンクエストライバルズ』の情報をお届けしていく。「ドラクエ」シリーズのキャラが3Dで描かれたキャッチーな見た目に、配置などを含む本格的な戦略カードバトルの要素を取り入れた新たなデジタルカードゲーム『ドラゴンクエストライバルズ』に、是非、今後も注目していただきたい。
 
 
(取材・文 編集部:山岡広樹)
 
 
 
■『ドラゴンクエストライバルズ』
 

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会社名
株式会社スクウェア・エニックス
設立
2008年10月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
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