【ゲーム株概況(6/28)】enishが異彩を放つ3連騰で一時3000円台乗せ　PC/スマホブラウザ向け新作タイトルのOβT募集でベクターも動意づく

6月28日の東京株式市場では、日経平均株価は4日ぶりに反落し、前日比94.68円安の2万130.41円で取引を終えた。欧州委員会がEU競争法（独占禁止法）に違反したとしてグーグルに制裁金を課すと発表したことで、米国市場においてハイテク株が急落し、国内市場にもその余波が波及した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、enish<3667>が一時3015円と3000円台乗せを示現するなど異彩を放つ3連騰を見せたほか、ベクター<2656>が一時828円まで買われるなどプラス圏での推移となった。ベクターは、PC/スマホのブラウザ向けパズル航海RPG『クリプトアイランド』のオープンβテストの事前登録を開始（関連記事）したことが買い材料となったようだ。

ほか、全般に軟調な銘柄が目立つ中で、イグニス<3689>とモブキャスト<3664>がしっかり。

半面、前日に買われたドリコム<3793>やグリー<3632>などは利益確定の売り物に押され、KLab<3656>やオルトプラス<3672>、ガーラ<4777>、モバイルファクトリー<3912>、ブロッコリー<2706>などの下げもきつい。

任天堂<7974>をはじめ大手ゲーム株も軒並み売られた。


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