エボラブルアジア、クレディスイスを割当先とする新株予約権を発行 権利行使で101億円を調達へ 大型M&Aやブランディングコストに充当

エボラブルアジア<6191>は、本日(7月7日)、クレディ・スイス証券を割当先とする第9回~第11回新株予約権(行使許可条項付)を発行すると発表した。新株予約権の発行総数は2万0869個(潜在株式数208万6900株)で、4800万円で発行する。新株予約権がすべて権利行使されると、同社は手取概算額で101億円が調達できるとのこと。

同社によると、調達した資金の使途については、大型M&Aの実施に81億円、新ブランドを中心とした認知度向上や顧客獲得を目的とするブランディングコストに20億円を充当する予定だ。支出予定時期は、2017年7月~2020年6月に行う予定だという。買収については、既存事業とのシナジーを重視し、既存事業と直接的な事業シナジーを生じさせる企業に加え、広く旅行産業、観光産業やIT産業を対象先としているとのこと。

なお、第9回~第11回の新株予約権と潜在株式数、当初行使価額は以下のとおり。

第9回:5722個(潜在株式数57万2200株、行使価額3500円)
第10回:6732個(潜在株式数67万3200株、行使価額4500円)
第11回:8415個(潜在株式数84万1500、行使価額6000円株)

行使価額については資本政策上、必要と判断したときは修正を行うことができる。また割当先が権利行使するには、エボラブルアジアに申請し許可を得る必要がある。