8月8日の主なネット・ゲーム関連企業の決算発表は、以下の通り。この日は、ミクシィ<2121>が第1四半期、KLab<3656>が第2四半期決算を発表する。
ミクシィは、2017年3月期決算は減収減益となったものの、四半期推移でみると2四半期連続の増収増益となるなど期末に向けて右肩上がりの業績トレンドとなっていた。主力の『モンスターストライク』(以下『モンスト』)がアクティブユーザー数で過去最高を更新するなど好調な推移となり、業績を大きくけん引した。続く2018年3月期は減収減益を見込んでいるが、これは『モンスト』のアクティブユーザー数が減少するという前提に加え、エンターテインメント領域で130億円と積極的な投資を実施することによるもの。果たして、実際にこの第1四半期でどのようなスタートを切ったのか、まずはじっくりと見極めたい。
KLabは、5月に発表した第1四半期決算では主力の『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』と『BLEACH Brave Souls』と売り上げが好調に推移し、大幅黒字転換を達成した。さらに6月13日には、新作『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の配信を開始しており、7月4日に200万ダウンロードを突破したことを発表するなど順調なスタートを切っている。こうした状況を受け、同社は2017年12月期通期の連結業績予想の上方修正を8月7日に発表(関連記事)した。そのため、決算発表自体にサプライズはないと思われるが、実際にどのような進捗状況になっているのかを確認したい。
ミクシィは、2017年3月期決算は減収減益となったものの、四半期推移でみると2四半期連続の増収増益となるなど期末に向けて右肩上がりの業績トレンドとなっていた。主力の『モンスターストライク』(以下『モンスト』)がアクティブユーザー数で過去最高を更新するなど好調な推移となり、業績を大きくけん引した。続く2018年3月期は減収減益を見込んでいるが、これは『モンスト』のアクティブユーザー数が減少するという前提に加え、エンターテインメント領域で130億円と積極的な投資を実施することによるもの。果たして、実際にこの第1四半期でどのようなスタートを切ったのか、まずはじっくりと見極めたい。
KLabは、5月に発表した第1四半期決算では主力の『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』と『BLEACH Brave Souls』と売り上げが好調に推移し、大幅黒字転換を達成した。さらに6月13日には、新作『キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~』の配信を開始しており、7月4日に200万ダウンロードを突破したことを発表するなど順調なスタートを切っている。こうした状況を受け、同社は2017年12月期通期の連結業績予想の上方修正を8月7日に発表(関連記事)した。そのため、決算発表自体にサプライズはないと思われるが、実際にどのような進捗状況になっているのかを確認したい。
コード | 会社名 | 決算期末 | 種別 |
2121 | ミクシィ | 3月 | 1Q |
2122 | インタースペース | 9月 | 3Q |
2461 | ファンコミュニケーションズ | 12月 | 2Q |
3646 | 駅探 | 3月 | 1Q |
3656 | KLab | 12月 | 2Q |
6185 | ソネット・メディア・ネットワークス | 3月 | 1Q |
7867 | タカラトミー | 3月 | 1Q |
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6700万円、営業利益248億2000万円、経常利益182億5000万円、最終利益51億6100万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656