【RAGE vol.5】GRAND FINALSトーナメント抽選会をレポート…友人対決や2度目のファイナリストなど見どころ満載! 各選手注目のクラスも発表


CyberZは、8月26日、新宿・OPENRECスタジオにて、「RAGE Shadowverse Wonderland Dreams」GRAND FINALSトーナメント抽選会を開催した。
 
RAGEとは】
「RAGE」とはCyberZが運営するe-Sports大会で、複数のゲームタイトルを採用し、年間を通して大会を開催している。『Shadowverse』を種目として採用した第5回目の開催となる今回は、オフライン予選大会を大阪で8月12日・13日、東京で8月19日・20日に行い、決勝大会(GRAND FINALS)を9月18日に予定している。賞金総額は1000万円越えで、計5000名の選手が参加した予選大会を勝ち抜いた8名(大阪代表3名、東京代表5名)によって雌雄が決する。

先日開催された大阪予選・東京予選で9月18日のGRAND FINALS(決勝大会)出場の切符を手にしたのは、「あぐのむ/SVG選手」「misobon選手」「オチ選手」「Surre選手」「kira選手」「ファント選手」「りんご選手」「tizin選手」の8名。
 

【関連記事】
【RAGE vol.5】「RAGE Shadowverse Wonderland Dreams」大阪予選大会1日目をレポート…4勝以上の選手がDay2へと進出!
【RAGE vol.5】Day2はファイナリスト経験者同士による熾烈な試合も!? 「RAGE Shadowverse Wonderland Dreams」東京予選大会をレポート


▲トーナメント抽選の進行役を担ったのはRAGEプロデューサーの大友真吾氏。

 
 
 

そうして出来上がったのが下図のトーナメントだ。本稿では、各試合の見どころや、質問会や個別取材にて選手の口から語られた意気込みやポイントについてもお届けしていく。


第1試合【Surre選手 VS kira選手】
奇しくも友人対決となった第1試合。この結果にSurre選手は「当たってしまったものは仕方ないので切り替えてやっていこうと思います」とコメント。これまで共に練習やデッキ調整を行うことはないとはいうものの、互いに性格を知り尽くした対決とのことで、どのような読み合いが展開されるかがポイントとなりそうだ。

第2試合【りんご選手 VS ファント選手】
共に大阪予選を勝ち抜いた2名による対決。さらに、りんご選手はRAGE vol.3のファイナリストということもあり、リベンジが果たされるのかにも注目が集まる。

第3試合【オチ選手 VS misobon選手】
misobon選手はファミ通CUP 2017に続き2度目のファイナリスト。対戦相手であるオチ選手に対しては、予選でRAGE vol.3王者である、ま選手と当たってプレイオフを勝ち上がってきた選手ということもあり「警戒しています」とのコメントも。

第4試合【あぐのむ/SVG選手 VS tizin選手】
東京代表と大阪代表による東西対決。予選では多くの参加者がネクロマンサーを選択して勝ち上がってきた中、ネクロマンサーを使用せず勝ち上がったtizin選手と、決勝で当たりたい相手として選手間での注目度が高いあぐのむ/SVG選手の対決ということで、実力者同士のレベルの高い試合が期待される。



――:現在、みなさんが注目されているクラスと理由をお教えください。

Surre選手:調整が入るということもあるので今はあまり考えていませんが、現在の環境ではネクロマンサーやドラゴン、ヴァンパイア、ウィッチが強いと思います。

kira選手:僕も同じく、このままいけばネクロマンサーとドラゴンは使いたいです。もうひとつのリーダーに関してはウィッチを使いたいのですが、まだ深く考えていないのでこれから決めたいと思います。

りんご選手:BO5になると1種類のタイプのデッキを狙い打ちするというのがより狙いやすくなると思います。なので、今まではあまり注目されていなかった超越ウィッチやOTKエルフが視野に入ってくると思います。

ファント選手:今の環境ならネクロマンサーが強敵になることは間違いないと思います。あと、ウィッチは型が多くマリガンでも悩んだりするので強いのではないかと思います。

オチ選手:ドラゴンとネクロマンサーが強いと思っているので、そこを視野に入れたいと思っています。

misobon選手:ウィッチはどの型も強いので、できるのであればウィッチを複数持ち込みたいぐらいです。そういうこともあり、ウィッチに注目しています。

あぐのむ/SVG選手:BO3では自分の得意なリーダー2つを選びやすいのですが、BO5となると3rdリーダーを選択する難しさがあります。その中でも、ウィッチは人によって持ち込む型が分かれると思うので面白いのではないかと思います。

tizin選手:ウィッチは他の方も使うだろうと考え、僕も使おうかなと思っています。他のリーダーに関しては読めないところがあるので考え中です。

――:対戦相手の印象はいかがでしょうか?

kira選手:昔からの知り合いで、過去に別のゲームで負けたことがあるのですが、どういった考え方をしてくるかという部分に関しては分かると思うので飲み込まれないように戦いたいと思います。

Surre選手:こいつは昔から何をしても器用なやつで、本番になると特に強いんです。正直、1番当たりたくない相手でしたし、当たるなら決勝戦が良かったです。昔から知っている分、プレイスタイルについては分かるところもあるので頑張って勝ちたいと思います。

ファント選手:りんご選手は2回目のファイナリストなので、初めての僕たちからすると一段階上かなという印象が強いです。普段は気さくで話しやすいのですが、『シャドウバース』の対決では気迫が強くなるので猛威を振るって暴れ回るのではないかと思っています。

りんご選手:ファント選手は予選では土ウィッチとネクロマンサーを使用されていたのですが、僕が選んだドラゴンの方がメタの読み的には1枚上手だったのかなと思っているのでGRAND FINALSでもメタの読みで勝ち進めたらいいなと思います。

misobon選手:予選でま選手を倒してきたということで、本人は運が良かったと仰っていますが、運だけで倒せるほど甘くはないと思っているので、そういった意味で警戒はしています。

オチ選手:misobonさんは控え室でも落ち着いていて風格があるなと思いました。強敵だと思います。

tizin選手:あぐのむさんの第一印象は凄くカッコ良くてテレビ映えするし、良いなと思ってます(笑)。

あぐのむ/SVG選手:僕としては予選にネクロマンサーを持ち込まないという選択肢はなかったのですが、tizinさんは予選でネクロマンサーを持ち込まずに数々のネクロマンサー使いを倒して勝ち上がってきたということで構築やプレイングが上手い選手なのかなと思っています。


――:決勝で当たりたい選手は誰でしょうか?

あぐのむ/SVG選手:りんごさんとは同じチームで今回も調整をするので、決勝で当たれたら良いなと思っています。

tizin選手:僕もりんごさんが強そうなので決勝で当たるのではないかと思います。

オチ選手:正直、自分は優勝までは見えてないです。とりあえず目の前の1勝を取りたいと思います。

misobon選手:過去のファイナリストということもあり、りんごさんです。

りんご選手:misobonとファイナリスト経験者同士の決勝戦ができると栄えるのではないかと思っています。

ファント選手:あぐのむさんは、予選大会の1日目から集中力があがるということから、称号など全て水色で固めていたり、ローズマリーの香りを嗅いだりと、『シャドウバース』に掛ける勢いが人一倍違うと感じたので、あぐのむさんに注目しています。

Surre選手:僕はオチさんに注目しています。今までのファイナリストの方の中にもTwitterをしていないという方がいらっしゃったと思うので、その流れに沿ってという部分と、予選では唯一ビショップを使用して勝ち残られているのでプレイングも繊細なのではないかなと。


kira選手:あぐのむ選手はSVGという強豪チームに所属していることから、調整で強いデッキを完成させて残ってくるのではないかと思っています。

――:プレイングなど自分の見てほしいポイントを教えてください。

Surre選手:安定感重視のプレイをとっています。特に冒険することもなく危なげない試合が見られると思います。

kira選手:僕も「いのちだいじに」で、とにかく負けないようにプレイしています。ただ、Surre選手も安定感重視らしいので攻めていきます。

りんご選手:守っているデッキを使用しているときの攻めへの転換のタイミングには自信があるので、そういったところを見ていただきたいですね。

ファント選手:運の要素もあるのですが、トップの引きで逆転をするということが予選でもあったので、そこを見てほしいです。

オチ選手:プレイスタイルは特にないので、その場の運任せという感じです。


misobon選手:プレイスタイルはコントロール寄りのところがあるので、相手の行動を受け切ってその後に勝利というのを見せられると良いかなと思います。

あぐのむ/SVG選手:割り切りの良いプレイも割とパパッと早めに決断するので、そこを見てほしいですね。

tizin選手:僕も、結果はあまり考えず「こっちの方が良いかな」と最初に思った方を選択してるので、それが上手くハマったら良いなと思います。


――:優勝して400万円を獲得されたときの用途を教えください。

tizin選手:サークルの皆とパーティーをしたり、旅行にたくさん行きたいと思います。

あぐのむ/SVG選手:ろくな人生を歩んでいないので親孝行をしたいです。

misobon選手:400万円でしたいことがないので株にでも突っ込もうかなと思います。

オチ選手:自分は飲んでパーッと使いたいのと、あとは旅行ですね。

ファント選手:まずは欲しい物を爆買いして、あとは友人に奢ったり、家にもお金を入れたいと思います。

りんご選手:僕も最近、株の勉強を始めたので、400万円採ったら800万円に増やそうと思います。

kira選手:僕は借りた奨学金にあてたいです。

Surre選手:次に車を買うときの資金にしたいと思います。

――:最後に、GRAND FINALSに向けての意気込みをお願いします。

Surre選手:プリッツ1年分もらえるように頑張ります!(笑)

kira選手:ここで優勝して色々なところに呼ばれると良いなと思っているので頑張ります。

りんご選手:大好きなRAGEで最高峰のGRAND FINALSという舞台に立たせていただく喜びを噛みしめながら、その舞台に恥じないプレイができると良いなと思います。

ファント選手:ここまで来たら優勝を取るのがひとつの目標なのですが、自分のプレイを楽しんで、例え負けたとしても後悔はしないような負け方をしたいと思っています。

オチ選手:ここまで来ただけで自分は満足しているので、目の前の1勝を取るだけです。頑張ります。


misobon選手:2度目のチャンスが得られたので、今度こそ優勝したいです。

あぐのむ/SVG選手:僕の人生ここしかないと思うので死ぬ気で優勝しにいきます。

tizin選手:優勝して大学のメンバーとパーティーしたいです。




最後に、「RAGE Shadowverse Wonderland Dreams」GRAND FINALSの会場で行われる「RAGE vol.5 with シャドバフェス」についての紹介が行われた。

なお、本大会の会場規模は前回「RAGE vol.4」の3~4倍で、まだ発表されていないイベントも準備中とのこと。大友氏は「1日中楽しめるイベントにしたいと思いますので、是非、会場に遊びに来てください」とコメントし、イベントの締めとした。


▲『Shadowverse』グッズ販売エリアには、会場先行販売のグッズもあるとのこと。


▲3人チーム戦は、優勝賞品として「次回RAGE シード権(オフライン予選Day1の免除)」が用意された注目のイベントだ。


▲4人1組のトーナメントに優勝することでリアルプロモーションカードがもらえる4人フライト式トーナメント。

 
(取材・文 編集部:山岡広樹)



■関連サイト
 

「RAGE vol.5 with シャドバフェス」特設ページ

 
■『Shadowverse』(アプリ版)
 

App Store

Google Play

公式サイト

公式twitter

 
■『Shadowverse』(PC版)
 

DMM GAMES版

Steam版


 
© Cygames, Inc.
Copyright (C) since 1998 DMM All Rights Reserved.
株式会社CyberZ
https://cyber-z.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CyberZ
設立
2009年4月
代表者
代表取締役社長CEO 山内 隆裕
決算期
9月
企業データを見る