
【イベント】スクエニ、『戦国アクションパズル DJノブナガ』プレス発表会を開催! 音楽プロデューサーの中田ヤスタカ氏や人気YouTuberのHIKAKINさんが登場
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『DJノブナガ』は、スクウェア・エニックスとワーナーミュージック・ジャパン、アソビシステムの3社で贈る新感覚のアクションパズル。戦国武将が全員DJ(ディスクジョッキー)になったDJ戦国時代を舞台に、仲間の武将を率いて天下統一のためにDJバトルを繰り広げていくスマートフォン向け新作ゲームアプリとなっている。
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▲発表会オープニングではPVが流れた。
「弊社が力を入れている新規IPのゲームが、いよいよ発表となりました。今回、3社共同でイチから開発しており、ゲーム内BGMもアーティストの書き下ろしで、その音楽もゲーム内で思う存分楽しめると思います。これまでゲームに触れる機会がなかった方にも楽しんでもらえるタイトルに育てていきたいです」(スクウェア・エニックス 代表取締役社長 松田洋祐氏)

「今回、中田ヤスタカさんが全面的に音楽プロデュースするゲームが、ついにお披露目となりうれしいです。3社がガッチリとスクラムを組み、『DJノブナガ』で新たな音楽の楽しみ方を提示できたと感じています。今後も弊社のアーティストとのコラボで、新たなものをお見せできればと思います」(ワーナーミュージック・ジャパン 代表取締役社長 兼 CEO 小林和之氏)

「中田ヤスタカさんに音楽をプロデュースしていただいたゲームがいよいよ登場します。3社で開発しており、弊社にとって新しい試みとなっていますが、ゲーム開発段階から色々なアイデアを入れているので、とても楽しい作品になっていると思います」(アソビシステム 代表取締役 中川悠介氏)

次に、『DJノブナガ』を手掛けるクリエイター陣によるスペシャルトークが行われ、柴貴正氏(スクウェア・エニックス ゲームプロデューサー)、石田礼輔氏(タイトー ゲームデザイナー)、中田ヤスタカ氏(音楽プロデューサー)がステージに登壇し、『DJノブナガ』の魅力を語った。

▲(写真左から)柴氏、中田氏、石田氏。
『DJノブナガ』発表会の開催を迎え、柴氏は「とうとうこの日がやってきました」と感慨深げ。今回、柴氏、石田氏、中田氏という顔ぶれが揃った経緯について、「このプロジェクトは、数年前にワーナーさんから“音楽とゲームの新たな融合”をテーマに何かできないかとお話をいただいていました」と柴氏。
ゲーム自体のクリエイティブを100とした場合、ユーザーの体感では耳から入る情報、つまり音楽が40程度を占める、と自身の考えを述べた上で、「中田ヤスタカさんを紹介していただき、中田さんとゲームを作ることができるなら大歓迎と、とんとん拍子で話が進んでいきました」(柴氏)と、中田氏と開発をすることになった経緯を明かした。
続いて、「ゲームプロデューサーは受け皿を作る仕事。『DJノブナガ』は中田さんに音楽をプロデュースしてもらっているから、あとはゲーム自体をしっかり作ってくれる人を探しました」と柴氏。
「音楽が好きで、世界的に音楽ゲームを作っている人として、石田さんに声をかけてみたところ、やりますと言ってもらえた」と石田氏との繋がりについて語った。ちなみに石田氏が『DJノブナガ』の開発に参加しようと思った理由について、「石田さんは、中田さんの事がめちゃくちゃ好きだったらしい(笑)」(柴氏) その発言を聞いて、「いま知りました、ありがとうございます」と中田氏。石田氏も「ファンとお伝えすると困られると思ったので隠していました(笑)」とカミングアウトした。
その中田氏の音楽について。

『DJノブナガ』の楽曲は全て中田氏の完全書き下ろしとなっており、「最初から最後まで、あらゆる場面で僕の音楽が流れます。マップとかも良い曲が流れるので、タップしないで聴いてもらえれば」と中田氏。「映画は音楽が流れるタイミングが決まっていて、観る人によってタイミングが変わることはありませんが、ゲームの場合はプレイヤーの操作次第というかレスポンスがある音楽。そういう所で興味があったので作ってみたかった」(中田氏)と、今回のプロジェクトに参加した理由を話すと、「リテイクもなかったし、ゲーム音楽を作るのが初めてじゃない感じがしました」(柴氏)、「最初にゲームの説明をした時、理解されるのがすごく早くて、すぐにこういう音楽にしたらいいと提案してくれた」(石田氏)と、中田氏の手掛ける『DJノブナガ』の音楽のクオリティの高さを絶賛した。
また、豪華アーティストとゲームを融合させた『DJノブナガ』のゲーム性に関して石田氏は「中田さんの音楽ということが頭の中にあったので、ただBGMにするだけじゃつまらないと思い、レスポンスとして音楽がかかるということを重視しました」とし、「DJバトルで上手くプレイするとテンションが上がり、それに合わせて曲が展開していくところにこだわりました」と説明した。


音楽、ゲーム性もさることながら、登場するキャラクターと世界観も『DJノブナガ』の魅力だ。柴氏はキャラクターについて「ゲームなので、やはり絵はどうしても必要です。『DJノブナガ』は“戦国武将”というテーマがあったのですが、中田さんと石田さんと作るゲームの世界観としては、既存のイラスト(美麗系、萌え系)は違うかなと思ったので、ポップなキャラクターと世界観になりました」と説明。
そんな『DJノブナガ』のポップな世界観を表現しているのが、テレビやCM、ゲーム、音楽など幅広いジャンルでデザイン活動をする田中秀幸氏(アートディレクター)。その田中氏、当日は会場に来ることができなかったためビデオメッセージが上映され、「中田さんともお話したかったです。ぜひ今度『DJノブナガ』でマルチプレイしましょう」と挨拶。続けて「“戦国DJバトル”と聞いても、皆さん最初はわからないと思いますが、説明不要な、説明不可能なバカバカしさとおもしろさを、いい大人がハイクオリティで作っているものを楽しんでもらえればと思います」(田中氏)とメッセージを送った。

また、キャラクターのデザインについて、戦国時代をモチーフにしたゲームのキャラクターは多数あるということで、「それらと一線を画したものを作りたいと意識した」と田中氏。それをどのような形で作ろうか考えた際、中田氏が音楽をプロデュースすることを聞いて、「デザインの参考、イメージになった」(田中氏)と言う。また、「戦国武将のイメージをパロディにしたい」と思いつつも、「戦国好きな人たちにも受け入れられるような捻りを入れました」とビデオメッセージからコメント。

▲柴氏の来ているTシャツのイラスト、田中氏のデザインとのこと。
■人気Youtuberが『DJノブナガ』をプレイ!
クリエイター陣によるスペシャルトークステージが終わると、実機を使った『DJノブナガ』ゲームプレイステージが行われた。ゲストとして、人気YoutuberのHIKAKINさん、masuoさん、水溜りボンドさん(カンタ・トミー)が登場。まず、石田氏の解説の元、HIKAKINさんがシングルプレイを披露し、その後、最大4人で楽しめるマルチプレイに、上記ゲスト4名が挑戦した。
マルチプレイでは、貢献度で最下位だった人が激苦健康茶を飲むという罰ゲームを与えられるルールで行われ、トミーさんが激苦健康茶を飲む結果となった。


▲画面端から現れるインスピレーションをなぞって消していく本作。ソロプレイに挑戦したHIKAKINさんは見事クリア。

▲マルチプレイに挑戦したmasuoさん、水溜りボンドさん(カンタ・トミー)。

▲激苦健康茶を一気に飲み干したトミーさん。
『DJノブナガ』をプレイした4名のYoutuberは、その感想を次のようにコメントした。
「自分はゲームをほとんどプレイしないですが、今日は健康茶以外すごく楽しかったです」(トミーさん)
「僕は音楽のゲームをやっていますけど、『DJノブナガ』は楽しかったので早くプレイしたいです」(カンタさん)
「音楽ゲームが苦手だと思っていましたが、実は得意なのかも。音楽も良いので配信されたら爆音で遊びたいです」(masuoさん)
「指を置いて縦になぞるだけかと思いきや、クロスさせたり色々な仕掛けがあっておもしろかったです。キャラクターもかわいいし、曲もおしゃれなので配信が楽しみです」(HIKAKINさん)
発表会終盤、ステージでは、本日(9月13日)より、『DJノブナガ』の事前登録がスタートしたことが発表された。

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そして最後に、『DJノブナガ』を手掛けるクリエイター陣3名が、それぞれメッセージを送り、発表会は終了した。
「今日はYouTuberの皆さんにとても楽しく遊んでもらえてホッとしつつも、これから配信に向けてさらに磨きをかけてより楽しいものにしたいです。出陣の時をお待ちください」(石田氏)
「テンションと共に音楽が展開していくので楽しく遊んでください。今後、追加でステージが増えていくなら、またぜひ使っていただければと思います」(中田氏)
「音楽とゲームのおもしろいコラボをやっていこうと思います。中田さんに全曲書いてもらっていますが、ほかの方にもコラボしてもらってもいいと思うし、HIKAKINさんともコラボできたらおもしろそう。キャラや音楽とのコラボはもちろん、イベントなどともコラボをやっていければと思っております。全員を巻き込んで楽しいことができればという気持ちでやっていきます。ユーザーの皆さんも配信されたら、まずは遊んでもらえればうれしいです」(柴氏)
あわせて読みたい( 戦国アクションパズル DJノブナガ・スクウェア・エニックス )
企業情報(株式会社スクウェア・エニックス)
会社名 | 株式会社スクウェア・エニックス |
---|---|
URL | http://www.square-enix.com/ |
設立 | 2008年10月 |
代表者 | 松田 洋祐 |
決算期 | 3月 |
直近業績 | 売上高1949億円、営業利益314億円、経常利益320億円、最終利益242億円(2020年3月期) |
上場区分 | |
証券コード |

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