【TGS2017】HTML5を活用したスマホ向け新プラットフォームを2018年春に展開…ローンチ3タイトル&「金色のガッシュベル!!」新作を発表

9月21~24日までの期間、千葉県・幕張メッセにて開催された「東京ゲームショウ2017(以下 TGS2017)」。
 
本稿では、21日にバンダイナムコブースにて実施された「HTML5新プラットフォームタイトル発表会 稲村亜美の新フォーム神ヒット祈願!!」の模様をレポートしていく。
 
 
本ステージでは、バンダイナムコエンターテインメント NE事業部 第2プロダクション ゼネラルマネージャー 兼 BXD 代表取締役社長の手塚晃司氏が登壇し、HTML5を活用したスマートフォン向けブラウザゲームの新プラットフォームでリリースが予定されているタイトルの紹介などを行った。
 

▲バンダイナムコエンターテインメント NE事業部 第2プロダクション ゼネラルマネージャー 兼 BXD 代表取締役社長の手塚晃司氏。
 

▲また、ステージではお笑い芸人のパンサーと、タレントの稲村亜美さんが登壇し、ヒット祈願を行った。稲村さんは、この日のために左打ちを練習して初披露した。
 
手塚氏によると、「HTML5」はHTMLが5段階進化したものとのこと。ゲームのインストールが不要となっているほか、スマホ標準ブラウザで動作が可能、リンクURLや二次元バーコードの読み取りのみですぐさまゲームに移行できると説明された。
 


 
続いて、今後の展開として新プラットフォームを2018年春にサービス開始予定であることを明かし、『ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ』、『プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ』、「アイドルマスター」新作の3タイトルがローンチタイトルとして控えていると発表した。また、タイトル連動商品の発売も予定しているほか、サードパーティーからのタイトルリリースも計画中とのことだ。
 

 
『ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ』
 
 
 
大人気アニメ『ドラゴンボールZ』を題材とした本作は、ブラウザのため誰でも1タップで即、ドラゴンボールワールドへ入れること、インストール不要となっているのでまだプレイしていない友人ともその場ですぐに対戦が可能になるといった特徴が挙げられた。
 


​▲そのほか、フレンドにSOS通知を送って助けてもらえるような協力要素も搭載されているという。
 
また、「進化」がポイントとなっており、原作でもバトルの中でキャラがどんどん強く成長していくように、ゲームではバトル中にキャラが進化する要素が取り入れられているとの話だった。
 

 
●『プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ』
 
 
 
2作目に紹介されたのは『プロ野球 ファミスタ マスターオーナーズ』。「ファミスタがスマホに帰ってくる!」という本作では、選手カードが実写で登場する。各選手が持つスキルを考慮しながら、対戦で駆け引きを楽しめるとのこと。実写カードを使用した新しいスタイルのスマホゲームになるとのことなので、続報を楽しみに待ちたい。
 

 
●「アイドルマスター」新作

 
ローンチタイトル3作目は『アイドルマスター』関連とのことで、ここでバンダイナムコエンターテインメント アイドルマスター総合プロデューサーの坂上陽三氏が登壇。本作についての概要や進捗などを発表した。
 

▲バンダイナムコエンターテインメント アイドルマスター総合プロデューサーの坂上陽三氏。
 
坂上氏によると、本作は新たなアイドルを軸にした完全新作になるとのこと。これについて坂上氏は「新たなキャラクターデザインでスタートするので驚きがある」とコメント。現在は、新キャラの声優オーディションを実施しており、準備が出来次第、改めて続報を公開予定との発表に留めた。
 
●「金色のガッシュベル!!」新作

 
さらに本ステージの最後には、ローンチではないものの、本プラットフォーム向けタイトルとして人気アニメ「金色のガッシュベル!!」を題材としたゲームを開発中であるとサプライズ発表! ゲームの詳細については謎のままだが、手塚氏曰く「原作に登場する”魔本”を再現したシステムがゲームに組み込まれている」とのことなので、こちらも続報を楽しみに待ちたい。
 


 
(取材・文 編集部:山岡広樹)
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
https://www.bandainamcoent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
設立
1955年6月
代表者
代表取締役社長 宇田川 南欧
決算期
3月
直近業績
売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)
企業データを見る