NJHD、子会社シェードの全株式をシェード代表取締役の横田幸次氏に譲渡…譲渡価格は2000万円 想定されたグループシナジーを発揮できず
エヌジェイホールディングス<9421>は、9月29日、家庭用ゲーム機やPC、携帯端末用ソフトウェアの企画、開発、制作および販売を手掛ける子会社シェードの全株式を同社の代表取締役である横田幸次氏に譲渡したことを発表した。譲渡価格は2000万円。同社は、2016年1月5日付で、グループ開発会社間の連携による相互のシナジー発揮を目的に発行済株式の51.25％を取得してシェードを子会社化し、グループ開発会社間の連携強化などを模索してきた。しかし、グループシナジーの発揮が想定どおり行われず、今後においても十分な効果の発揮は見込めないとの判断に至り、今回の譲渡を決定した。
なお、今回の譲渡によるエヌジェイホールディングスの個別及び連結業績に与える影響は、個別における株式譲渡損益については、前期末に同社に関する子会社株式の全額を減損処理をしているため、影響は軽微としている。また、 連結における株式譲渡損益や同社に対する貸付金に関する個別及び連結への影響額については現在精査中とし、確定次第、速やかに開示するとしている。
＜シェード概要＞
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス（NJHD）
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 筒井 俊光
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高106億5200万円、営業損益8億6900万円の赤字、経常損益8億6500万円の赤字、最終損益12億3100万円の赤字（2022年6月期）
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421