【ゲーム株概況(10/4)】マイネットやサイバーステップが買われる　三菱UFJMSのリポートを嫌気してサイバーエージェントが5日ぶり反落

10月4日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら3日続伸し、前日比12.59円高の2万626.22円で取引を終えた。米国市場高を受けて、朝方は買い先行で始まり、前場は強含みの推移が続いたものの、後場に入ると為替の円安推移の一服もあって値を消す展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、マイネット<3928>が大幅続伸し、サイバーステップ<3810>も大幅反発した。ただし、どちらも目新しい材料などは浮上しておらず、これまでの材料の焼き直しによる循環物色という側面が大きそうだ。

また、任天堂<7974>も小幅ながら3日続伸としっかり。

半面、サイバーエージェント<4751>が5日ぶりに反落した。サイバーエージェントは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断「ニュートラル」と目標株価3400円を据え置きつつも、同社のゲーム事業が予想を下回る見通しとしたが嫌気される格好となった。

ほか、gumi<3903>やスクウェア・エニックスHD<9684>、ブロッコリー<2706>などがさえない。ブロッコリーは、10月13日に第2四半期決算の発表を予定しており、その発表内容への警戒感も市場で意識されているようだ。


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