​リンクトブレイン、台湾政府の100%出資機構III(トリプルアイ)と日本と台湾でのゲーム業界人材育成や交流活性化などの覚書を締結

リンクトブレインは、台湾政府の100%出資機構であるInstitute for Information Industry(以下「III」)と、日本と台湾間においてゲームクリエーターやエンジニアといったゲーム業界人材の育成機会の創出や、交流活性化のための環境構築、また台湾ゲーム会社や日系ゲーム会社の成長支援となるビジネス構築を相互検討することを目的としたMOU(了解覚書)を締結したことを発表した。

(以下、プレスリリースより)

1.背景
日本のゲーム会社によるグローバル化(サービス展開)が進むにつれて、今後も海外に進出するゲーム会社が増加する傾向にあります。既にモバイルオンラインゲーム会社による、台湾、ベトナム、バンコクなどへの「開発センター」や「制作スタジオ」などの新規開設が増加しております。また拠点新規開設するゲーム会社は開設先の国の政府などから協力支援を受けるなどしており、今後増々日本ゲーム会社の進出計画が進んでいきます。

現在、リンクトブレインではアジア地域や欧米地域へのグローバル配信サービス展開を検討しているゲーム会社から、運営支援などの実務的な相談を受けており、その数も年々増加しております。

2.目的
「アジア地域へ進出する企業への現地法人設立支援の動き」や、「現地配信サービス展開を計画している企業による、台湾をアジア地域展開のベース拠点化する動き」もあり、リンクトブレインではアジア地域をはじめグローバルにさまざまなビジネスを展開していこうとする日本のゲーム会社との連携を進めるとともに、台湾現地の法的、環境的整備状況についての情報交換や、人材交流、現地企業との関係構築に関してのリサーチと検討をIII(トリプルアイ)と行います。

リンクトブレインの持つゲーム産業関連の知見やノウハウを活用すべく、また台湾ゲーム産業の活性化(企業、人材の高度化)の支援について、今後両者で協議を重ねていきます。

リンクトブレインとIII(トリプルアイ)が緊密に連携・協力し、現地情報の提供、相談対応を行うことで、より実務的な支援を通じて日台ゲーム企業のスムーズな対応につなげることを目指します。

3.概要
(1)日台間における人材育成連携、及びクリエーター人材の交流の環境構築
人材育成、交流を目的に、日本企業による台湾の優秀エンジニアの受け入れ。またそれらのゲームクリエーター方からの就職、転職相談窓口は、リンクトブレインがキャリアアップ、ジョブチェンジ支援を担います。

(2)台湾ゲームクリエーターの質の向上施策
リンクトブレインは、ゲーム会社への運営支援サービス提供を通じて培ったノウハウやゲーム会社間のネットワークを活用した実務的な情報提供を行っていきます。なお、支援内容は、各企業の状況・実態に合わせて引き続き検討していきます。

(3)台湾版日本ゲーム会社向けRPOの協議・検討
日本ゲーム企業に対して、リンクトブレインが台湾進出・展開に関する情報提供や相談対応の一次受付を行うことを目的としたリサーチと情報交換をIII(トリプルアイ)と行います。なお台湾で事業を行う場合の法律や規制などが日本国内と違うため、また常に最新のクリエーター事情や、加えて消費者状況の確認や業界動向動向を把握、適宜対応の相談をIII(トリプルアイ)へエスカレーションさせた緊密な連携体制の構築を行います。

以上の概要から取り組みを開始し、日台ゲーム企業に有益となる企業としてサービス提供できるよう、引き続きIII(トリプルアイ)との連携を深めていきます。
株式会社リンクトブレイン
http://linkedbrain.jp/

会社情報

会社名
株式会社リンクトブレイン
設立
2011年10月
代表者
代表取締役社長 清水 弘一
決算期
9月
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