フィールズ、2Qは売上高32%増ながら27.8億円の営業赤字を計上 「ウルトラマンシリーズ」最新作など5つのIPの映像展開を実施

フィールズ<2767>は、11月9日、2018年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、売上高352億1300万円(前年同期比32.1%増)、営業損益27億8000万円の赤字(前年同期62億7500万円の赤字)、経常損益32億8800万円の赤字(同68億2800万円の赤字)、四半期純損益32億8900万円の赤字(同48億5600万円の赤字)となった。
 

PS事業は、パチスロにおけるレギュレーション、いわゆる5.5号機の販売期限を2017年9月30日に迎えた。こうした状況のもと、同社グループはパチスロ機の拡販に注力した。その施策として、大手メーカーとの新たなアライアンスや販売支援等を展開し、15機種を販売した。また、2017年9月4日公布の「風適法施行規則改正」への対応として、提携メーカーとラインアップの見直しなど、販売および開発戦略の再構築を進めた。

クロスメディア事業は、エンタテインメント市場の世界的な拡大が続く中、「ウルトラマンシリーズ」最新作など、5つのIPの映像展開を実施した。また、国内外への映像配信と並行して、ゲームやグッズなどへのライセンス展開を進めた。さらに、下半期以降に公開・放送を予定している複数の映像作品についても諸施策を推進し、加えて、コミック領域では、電子書籍事業の強化に資する資本参加などを実施した。

なお、2018年3月期通期の予想については、従来予想から変更なく、幅を持たせたレンジ予想のみを開示しており、売上高820億~850億円(前期比7.0~10.9%増)、営業利益10億~20億円、経常利益0~20億円、当期純利益0~10億円を見込んでいる。
 
円谷フィールズホールディングス株式会社
https://www.tsuburaya-fields.co.jp/

会社情報

会社名
円谷フィールズホールディングス株式会社
設立
1988年6月
代表者
代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
決算期
3月
直近業績
売上高1171億2500万円、営業利益109億5000万円、経常利益112億1800万円、最終利益82億2100万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2767
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