アカツキ、2Qは売上高2.1倍、営業益2.8倍と急成長を持続 『ドッカンバトル』『ハチナイ』『エムステ』が貢献 QonQでも2ケタ超の増収増益に(グラフ追加・追記)

アカツキ<3932>は、11月13日、2018年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、売上高102億2400万円(前年同期比2.1倍)、営業利益50億4600万円(同2.8倍)、経常利益50億500万円(同2.9倍)、四半期純利益36億1400万円(同3.0倍)と大幅な増益増益を達成した。
 

第2四半期連結累計期間においても継続してネイティブアプリの開発および運用に経営資源を集中し、順調にユーザー数が増加した。特に、バンダイナムコエンターテインメントとの協業タイトルである『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は、2017年9月末時点において国内外累計で2億ダウンロードに達しており、既存タイトルが良好に推移した。

また、新規タイトルは、オリジナルタイトルである『八月のシンデレラナイン』(以下『ハチナイ』)を6月にリリースするとともに、第2四半期連結会計期間の8月には、バンダイナムコエンターテインメントとの共同開発タイトルである『アイドルマスターSideM LIVE ON ST@GE!』(以下『エムステ』)をリリースし、順調に推移している。

■QonQでも2ケタ超の増収増益を達成
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第3四半期期間(7~9月)の売上高は前四半期比29.6%増の57億7300万円、営業利益は同29.1%増の28億4300万円、経常利益は同23.7%増の27億6800万円、四半期純利益は同24.6%増の20億500万円とQonQでも2ケタ超の増収増益を達成した。『ドッカンバトル』の好調持続に加え、6月リリースの『ハチナイ』がこの四半期はフル寄与したほか、8月リリースの『エムステ』も約1ヵ月の収益貢献を果たしたことが大きく貢献したものと思われる。
 

なお、2018年3月通期の予想は非開示。主としてモバイルゲームを含む新規コンテンツの企画、開発及び運用を行っており、短期的な事業環境の変化が激しく、業績の見通しは適正かつ合理的な数値の算出が困難なため、としている。
株式会社アカツキ
http://aktsk.jp/

会社情報

会社名
株式会社アカツキ
設立
2010年6月
代表者
代表取締役CEO 香田 哲朗
決算期
3月
直近業績
売上高243億3600万円、営業利益57億円、経常利益52億700万円、最終利益13億4200万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3932
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