クルーズ、2Qは売上高25%減、営業益70%減に…『エレスト』以外のゲーム関連事業の譲渡の影響で 注力分野のSHOPLIST事業は増収増益を達成

クルーズ<2138>は、11月13日、2018年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、売上高118億3300万円(前年同期比25.3%減)、営業利益4億3100万円(同70.8%減)、経常利益4億4400万円(同70.3%減)、四半期純利益4億4000万円(同78.9%減)となった。
 

同社は、SHOPLISTを中心としたEC関連領域に人材や資金等の経営資源を集中させ、その成長に注力する事業戦略を推進しており、それに伴い、2016年11月に『エレメンタルストーリー』を除く全てのゲームタイトルに関する事業とそれに関わる人材をマイネット<3928>グループに譲渡しており、その影響が売上高、利益とも数字に表れる格好となっている。

ちなみに注力事業であるSHOPLIST事業について見てみると、売上高は前年同期比9.4%増の101億1900万円、セグメント利益は同31.4%増の5億100万円と増収増益を達成している。

なお、2018年3月期通期の業績予想については、新規性の高い事業や新たなビジネスにも積極的に取り組んでいることから、現時点で適正かつ合理的な業績予想の算定ができないため非開示としている。
クルーズ株式会社
http://crooz.co.jp/

会社情報

会社名
クルーズ株式会社
設立
2001年5月
代表者
代表取締役社長 小渕 宏二
決算期
3月
直近業績
売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2138
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