メディアドゥ、日本原作マンガの海外への電子配信を開始 アマゾンのコミック配信サービスに特化した子会社などを通じて配信

メディアドゥホールディングス<3678>の子会社メディアドゥは、北米事業拠点のMedia Do International, Inc.(所在地:米サンディエゴ)を通じ、Amazon/comiXologyをはじめとする海外大手電子書店における、英語に翻訳・電子化した海外未公開の日本原作マンガの配信を開始した。

具体的には、海外六大電子書店(Kindle、comiXology、楽天Kobo、Nook、Google Play、iBooks)と配信契約を締結し、まずは秋田書店、実業之日本社、日本文芸社、ビーグリー、プランタン出版/フランス書院、ミナトプロ/エムズ を始めとする日本出版社の漫画約100作品を翻訳、2017年11月7日より海外に配信している。

中でもアマゾンの子会社であるcomiXologyは、コミック配信サービスに特化した米国拠点の大手電子書店。アメコミの代表格であるMarvelやDCコミックをはじめとする125社、10万タイトル以上を有しており、多くのコミック好きユーザーに支持されている。メディアドゥは、comiXologyとの契約により構築された米国における優良な販売網を最大限に活用し、米国における日本コンテンツ配信のさらなる拡大にまい進していく。

メディアドゥは、海外主要電子書店との配信チャネル確立、著作物の翻訳・電子配信を通じ、海外読者へのコンテンツ供給と、日本出版業界への利益還元に貢献したいと考えているという。主に海外未公開のマンガを中心とした電子書籍の海外での流通量拡大を通して、ミッションである「ひとつでも多くのコンテンツを、ひとりでも多くの人に届けること。」を推進し、グローバルでの「著作物の健全な創造サイクルの実現」を目指すとしている。
株式会社メディアドゥ
https://mediado.jp/

会社情報

会社名
株式会社メディアドゥ
設立
1996年4月
代表者
代表取締役社長CEO 藤田 恭嗣
決算期
2月
上場区分
東証プライム
証券コード
3678
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