【発表会】セガゲームス、『パシャ★モン』PR大使お披露目会&メディア先行体験会を開催 前島亜美さんやたくぽんさん、「わーすた」が「パシャ」の魅力をアピール


セガゲームスは、11月29日、都内にあるグレースバリ秋葉原にて、今冬配信予定のスマートフォン向け新感覚カメラRPG『パシャ★モン』のPR大使お披露目会と、メディア向けの先行体験会を開催した。

当日は、『パシャ★モン』のディレクターを務めるセガゲームスの今井邦彦氏から、ゲーム内容が説明されたほか、ゲーム好きタレントとして知られる元SUPER☆GiRLSの前島亜美さん、SNSなどで人気のモデル「たくぽん」さん、アイドルグループ「わーすた」がPR大使として登壇。今井ディレクターと共に、驚きの機能を搭載した『パシャ★モン』を体験した。

本記事では、そのイベントの模様をレポートする。

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■スマホカメラを使ってさまざまなモンスターが誕生する宝探しのような体験ができる『パシャ★モン』


ステージに登壇した『パシャ★モン』ディレクターの今井氏は、まず本作の特長をまとめた公式プロモーション映像を上映した。


▲本作のマスコット的な存在である、超未来型★ハイテクAIロボ「パシャモン」のぬいぐるみと一緒に登壇した今井ディレクター。



【『パシャ★モン』公式プロモーション映像】


上映が終わると、「スマホのカメラで撮ったモノをモチーフにした遊びを提供いたします。最新のAI技術を用いて、これまでにない新鮮なゲーム体験を味わう事ができます」と、『パシャ★モン』の概要について触れた今井氏。本作を開発することになった経緯について聞かれると、「皆さんもスマホのカメラで色々な写真を撮っていると思いますが、”スマホで写真を撮る”という何気ない行為をゲームにすることができたら、みんなが楽しめると思った」(今井)とコメントした。





本作最大の特長とも言える機能「パシャ」については、画像認識の技術を使っているそうで、人工知能、すなわちAIが、「スマホカメラで撮った物体に似たモンスターを、ゲーム内に生み出すという。「ご家庭にあるフライパンを撮影するとその形を認識して、まるでフライパンから生まれたようなモンスター「フライパヌス」が生まれますし、観葉植物を被写体にすれば緑たっぷりのモンスター「モリマリモ」が生まれます。日常生活の様々なシーンから、色々なモンスターが生まれるので、宝探しのような楽しみかたができます」と、パシャの魅力を今井氏は語った。

ちなみに今井氏によれば、スマホに保存されている過去に撮影した画像からもモンスターが生み出せるとのこと。また、モンスターはカメラを使って獲得する以外に、集めたモンスター同士の交配で、新たなモンスターを生み出すことができるそうで、「お父さんモンスターを生み出したら、お嫁さんになるモンスターを探すのも楽しみのひとつ」とは今井氏。





続いて、今井氏が「もうひとつの魅力」と紹介したのがバトルだ。本作では、いろいろなモンスターでチームを作り、シングルプレイや友だちとのフリー対戦、全国のプレイヤーとのバトルするアリーナが用意されている。モンスターには属性やスキルが用意されており、今井氏は「相手との相性を読み合う奥深いバトルを楽しむことができます」と説明。その一方で、「バトルも操作自体シンプルなので誰でもプレイできますし、モンスターのユニークな見た目や動きは見ているだけで楽しめます」(今井)とした。そのほか、近未来の世界を舞台にしたストーリーにもこだわっているそうで、RPGとしもしっかり楽しめるとのことだ。

『パシャ★モン』開発時の苦労話に話題が及ぶと、「一番苦労したのは、パシャの機能を実現させるところ」と今井氏。機械に物体を認識させる技術自体は、比較的早い段階で実現できたそうだが、「ハサミを撮ってハサミです、と言われても普通だな」と、時間が経つにつれ、それが当たり前に感じてしまったという。「機械が物体を正確に認識するのはいいけど、エンターテインメントとしてはおもしろくない」と考えた今井氏が着目したのが、本作のマスコット「パシャモン」だった。



「このキャラにAI役をやらせてみたら楽しくなったんです。林檎を撮っても「みかん?」と答える惜しいんだけどズレている答えを出してくるところが、正確に判断するAIよりも魅力的に感じたんです」と今井氏。「パシャモン」に人の顔を認識させるため、スキンヘッドの上司を撮影したところ「ボール? お月様?」と予想外の回答が出てきたそうで、「そのとき新しい楽しさが生まれたと実感できた」(今井)とし、正確な形状認識をベースに、少しズレていたり予想外のものが出る曖昧さを組み込み、試行錯誤を繰り返した結果、いまのパシャ機能になったと語った。
 

■『パシャ★モン』PR大使に就任した前島亜美さん、たくぽんさん、わーすたが登場 


今井ディレクターのゲーム紹介が終わると、続いて『パシャ★モン』のPR大使に就任するタレントがお披露目され、元SUPER☆GiRLSの前島亜美さん、モデルのたくぽんさん、アイドルグループ「わーすた」の5名が登壇。まずは、PR大使の面々が出演しているプロモーション映像が上映された。

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【『パシャ★モン』公式PV「みんなでパシャモン」編】



本作をプレイした感想を聞かれると、PR大使たちは「スマホで写真を撮って生まれるモンスターを育てるのが画期的です。いまVRやARが流行っていますが、現実世界とリンクしてゲームができるので楽しいです」(前島亜美)、「色々なモノを撮るために街を歩く楽しみかたができるところも魅力的。育てたモンスターで友だちや他のプレイヤーとバトルできるのも燃えますね」(たくぽん)、「撮るものによって色々なモンスターが生まれるという発見があるのが楽しいです」(わーすた 小玉梨々華)、「メンバー同士の顔も撮りましたけど、生まれるモンスターの性格が自分たちと似ていて驚きました」(わーすた 廣川奈々聖)など、それぞれが『パシャ★モン』の魅力について語った。



▲(右から)PR大使のたくぽんさんと前島亜美さん。


▲同じく、PR大使に就任したアイドルグループ「わーすた」の5名。


そしてステージでは、実機を使ってPR大使たちが「パシャ」機能を実演。InstagramなどのSNSにアップする写真を撮りなれているというたくぽんさんが、前島亜美さんの顔を「パシャ」すれば、パシャモンから「古い人形?」と認識され、ハニワのようなモンスターが誕生。わーすたの松田美里さんと小玉梨々華さんがお互いの顔を「パシャ」すれば、小玉さんの写真からはお祭りの旗のようなモンスター、松田美里さんの写真からは困っている雰囲気のモンスターが誕生するなど、「パシャ」するたびにPR大使たちは大盛り上がり。








その光景を見ていた今井氏は「パシャモンがいろいろな判断をしてくるから、みんなで遊ぶと盛り上がるんです」と、『パシャ★モン』ならではの盛り上がりに手応えを感じた様子。今井氏曰く、「パシャした後、画面上のツイートボタンを押すと、自分のツイッターにツイートできる機能もある」とのこと。


 
 
▲自撮りモードで自分の顔を撮ったり、フライパンやおにぎりを被写体にするなど様々なシチュエーションの「パシャ」が披露された。


そしてPR大使たちは、今後の意気込みを聞かれてそれぞれ次のようにコメントした。

「カメラ機能を使った簡単操作で、しかもモンスターがかわいいから、お子様でも楽しめると思います。PR大使としていろいろな世代に楽しさを伝えていきたいです」(わーすた 松田美里)

「色々なパターンで撮影したくなるし、これを撮ったらどんなモンスターになるのか気になっちゃいます。手軽に楽しめるアプリなので、色々な方に気になったものを撮影してもらいたいです」(わーすた 三品瑠香)

「モンスターを戦わせるゲームはたくさんあるけど、撮った写真から生まれるモンスターを戦わせるのは珍しいのでぜひプレイしてほしいです。いつもはスマホでご飯を撮影していますが、今後は『パシャ★モン』で撮影したくなると思います」(わーすた 廣川奈々聖)

「わーすたがPR大使として『パシャ★モン』に関わることができてうれしいです。実際に体験してみないと面白さが伝わらないと思うので、たくさんの方に体験してもらえるようPRしていきたいです」(わーすた 小玉梨々華)

「ゲームを触ってみて、撮ったモノそのものが生まれるときもあるし、ひと捻りされたモンスターが生まれることもあって、想像力が広がります。ゲームが配信されたら、色々な場所に出かけてパシャしたいです。皆さんに『パシャ★モン』をもっと広めていけるようにがんばります」(わーすた 坂元葉月)

「PR大使ということで、最初からひとつの作品に携わることってなかなかないので、『パシャ★モン』というアプリを皆さんに広めたいなという気持ちです。それと同時に、いちプレイヤーとしてゲームを理解して、『パシャ★モン』のことは俺に任せろと言えるようにがんばりたいです」(たくぽん)

「元々ゲームが好きなので、『パシャ★モン』のPR大使になれてうれしいです。さっきたくぽんさんとバトルして負けたのが悔しかったので、負けないようにがんばりたいと思います。それから私は声優もやっているので、もしボイスを実装するときは携われていければなと思います」(前島亜美)

PR大使たちのメッセージに続いて、最後に今井ディレクターが挨拶。「PR大使の皆さんと一緒に盛り上げていきたいと思います。このゲームは、スマホカメラとAIを使った新しいエンターテインメントです。難しい要素はなく、カメラでパシャって”こんなモンスターが生まれたよ”ということを、友だちや家族と共有してワイワイ楽しんでいただきたいです。女性でも、どんな年齢層の方でも楽しめるアプリですので、この冬は『パシャ★モン』に注目してください」とメッセージを送った。


▲12月にクリスマスイベントが開催予定であることも発表。クリスマスにちなんだモンスターが登場し、
街中でパシャして集めるとストーリーが展開していくイベントとなる。ひとりで進めるだけでなく、全ユー
ザーが集めたクリスマスモンスター数に応じて豪華プレゼントがもらえる協力型イベントも計画中とのこと。



 

■『パシャ★モン』最大の特長である「パシャ」機能を先行体験!


PR大使お披露目会終了後、メディア向けの『パシャ★モン』先行体験会が行われた。ステージ上で楽しそうに「パシャ」るPR大使を目の当たりにした筆者は当然の如く体験会に参加した。


▲ホーム画面を見ると勇ましいモンスターの勇姿が。パラメーターにSとあるがこれはレアリティだろう。

ホーム画面の各ボタンについて触れたいところだが、食事では好きな物から食べる筆者は、もはやお目当ての「パシャ」体験しか頭にない。会場には、撮影用にさまざまな小道具が用意されていたので、早速「パシャ」モードに切り替えて撮影だ。



上図が「パシャ」モードにした画面。普段使っているスマホカメラと同じような感覚だ。画面上には、自撮りモードやズームモードに切り替えるボタンがあるほか、レンズというボタンも。レンズは、以下の4種類を確認することができた。

ノーマルレンズ…色や形によって被写体を判断するベーシックなレンズ
どうぐレンズ…いろいろな道具をより正確に判定できるレンズ
たべものレンズ…いろいろな食べ物をより正確に判定できるレンズ
まちなみレンズ…街にあるモノをより正確に判定できるレンズ

ひとまず、ノーマルレンズで近くにあった時計を「パシャ」ってみたところ、オクロックなる時計風モンスターが生まれた。



▲時計と撮って時計風モンスターが生まれる。これぞ想定の範囲内。


▲時計風モンスターのオクロックが生まれたその後、プレイヤーレベルと全モンスターのレベルがアップ
する想定の範囲外の出来事が。「パシャ」を重ねることでレベルアップできるということか?



時計を撮ったら次のモノを撮影したくなるのが世の常だが、筆者はへそ曲がりだ。敢えて実験的に、同じ時計を少しアングルを変えて撮ってみることに。これでオクロックが出たら、ある意味正確だが、先のお披露目会で今井ディレクターが言っていた「当たり前だよね」という感想を抱きかねない。


▲アングルを変えて、斜めから時計を「パシャ」。



何ということでしょう。同じ被写体の時計を、少し角度を変えて撮ってみたら、デンシャークなるモンスターが。時計のこのアングルが電車のパーツに見えたのか? とにかくこれは良い意味で裏をかかれた。

このモノを撮ったら何が生まれるのか? 別の撮りかたをしたら違うモンスターが生まれるのか? たしかに一度「パシャ」体験をすると、本当に色々撮って試してみたくなる。続いて筆者は、たくさんのお菓子が盛られたお皿をターゲットに。まずは普通に「パシャ」した後、お皿の上のお菓子の数を少なくして「パシャ」してみた。その結果……。



▲カラフルなお菓子が盛られたお皿を撮った結果、カラフルなモンスターが誕生した。



▲お菓子の数を少なめにしたお皿からは、ケーキをキーワードにしたキャンドリーが生まれた。

ほかにも様々な小道具で「パシャ」してみたが、1体として生まれてくるモンスターが被らず、本当に止め時がわからなくなるほど夢中になってしまった。恐るべし『パシャ★モン』! 本作が配信されたら、ぜひこの病みつきになる「パシャ」を体験してもらいたい。


▲イベント会場のステージを撮影したら誕生したハタノシン。



▲おっさんが自撮りする行為は恥ずかしかったが、己の顔から誕生したのはやかんのような魔法瓶のような
ケトルジャー。良いか悪いかはさておき、パシャモンが「イケメン!?」というキーワードを出してくれた
ことに気分を良くしたのは否定できない。ありがとう、パシャモン。



■『パシャ★モン』

 

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株式会社セガ
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会社情報

会社名
株式会社セガ
設立
1960年6月
代表者
代表取締役会長CEO 里見 治紀/代表取締役社長COO 杉野 行雄/代表取締役副社長 内海 州史
決算期
3月
直近業績
売上高1916億7800万円、営業利益175億3900万円、経常利益171億9000万円、最終利益114億8800万円(2023年3月期)
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