角川GHD、「涼宮ハルヒ」などが伸び第2四半期の営業益予想53%上方修正

角川グループホールディングス<9477>は、本日(7月28日)、2011年第2四半期(4~9月期)の連結業績予想を上方修正し、売上高680億円(前回予想650億円)、営業利益40億円(同26億円)、経常利益42億円(同28億円)、四半期純利益32億円(同20億円)とした。 従来予想と比較した修正率は、売上高4.6%増、営業利益53.8%増、経常利益50.0%増、四半期純利益60%増となった。  

  同社では、第1四半期において、文庫、ライトノベル、コミックスで、「涼宮ハルヒ」や「図書館戦争」、「テルマエ・ロマエ」などの各シリーズ作品やメディアミックス作品の販売が好調に推移したことに加え、ビジネス書、文芸書なども含めて重版販売が増加し、返品率も低下したため、としている。 なお、第1四半期(4~6月期)の連結業績は、売上高351億7100万円(前年同期比9.8%増)、営業利益29億1600万円(同258.0%増)、経常利益31億1200万円(同191.0%増)、四半期純利益25億1800万円(前年同期24億7200万円の赤字)だった。