【ファミ通調査】2016年の世界のモバイルゲーム市場は4割増の5兆6761億円 日本と中国が躍進 国内課金売上1位は『モンスト』、『FGO』が2位に



ゲーム総合情報メディア「ファミ通」は、 『ファミ通モバイルゲーム白書2018』を12月12日(火)に発刊する。本書は、 国内外ゲーム・エンターテイメント市場のデータ年鑑『ファミ通ゲーム白書』から派生した、 モバイルゲームに特化した白書となる。 


<『ファミ通モバイルゲーム白書2018』 おもなトピックス>
 
2016年世界モバイルゲーム市場規模は、 前年より大幅増。 ついに5兆円を超える市場に。

2016年の世界モバイルゲーム市場は、 前年より約4割増の5兆6761億円と推計した。最も拡大したのは、 中国と日本が躍進したアジア市場で、 モバイルゲーム市場においてアジアが世界をリードしている。次いで北米、ヨーロッパとなり、 いずれの地域でも前年よりプラス成長となった。
 


 
2017年第3四半期までのモバイルゲーム課金売上トップは、 「モンスターストライク」!

2017年第3四半期終了時点における、 最新の国内モバイルゲーム売上ランキングを収録。 首位となったのは、 配信から4周年を迎えた「モンスターストライク」だった。 第2位は「Fate/Grand Order」で、2015年夏に配信が開始されて以来、 熱心なファンに支持され、 2017年に入りさらに勢いを増している。
 


 
ゲームは、 PCよりスマホ派という人が7割!動画視聴やショッピングはPC派が多数。

国内25万人規模のエンターテイメント分野ユーザーリサーチシステム「eb-i」を用いて、 モバイルゲームユーザーの実態を調査している。スマートデバイス(スマートフォン・タブレット)とパソコンの両方を所有している人を対象に、様々な用途に応じて、 双方のどちらを利用するケースが多いかを聞いたところ、 ゲームについては、 スマートフォン・タブレットの利用率が73%と圧倒的に高いことがわかった。そのほか、 メールやSNS投稿などの対人コミュニケーション用途もスマートフォン・タブレット派が多数。一方、 ネットショッピングやオークションといった購買や、 動画視聴に関してはパソコンを使用するユーザーが多いという。

 
 



<注釈>
​※世界の市場規模、 国内モバイルゲーム課金売上は、社インターアローズから提供されたPRIORI DATAのデータをもとに算出した推計値。 また、 世界の市場規模は、 57ヶ国のアプリストアデータをもとに集計。 
※市場規模の数値は、 億円以下を四捨五入した値。 
※「eb-i(Entertainment Business Insight)」は、 株式会社Gzブレインが週単位で継続して行っている、 エンターテイメント分野の消費動向調査。 保有している全国25万モニターから週次で1万超を回収し、 エンターテイメント分野の実態を調査・分析している。 



なお、『ファミ通モバイルゲーム白書2018』では、アジア、北米、ヨーロッパなど主要国のモバイルゲーム市場規模や国内アプリ売上ランキングといった基礎データを掲載。また、 モバイルゲームユーザーの男女比や年齢分布、 プレイ頻度・時間、 課金経験率、 消費行動など、ユーザー分析の結果も詳しく収録しているという。

さらに 有識者として、片岸憲一氏(DMM GAMES代表)、 大友真吾氏(CyberZ執行取締役)による論説のほか、 特集では、2017年のゲーム業界における国内・海外のニュースをまとめた“ゲーム業界ニュース&トピックス”などについてもピックアップ。 モバイルゲーム市場とユーザーの実態を様々な角度から調査・分析しているとのこと。


 
◆『ファミ通モバイルゲーム白書2018』 概要 

書名:ファミ通モバイルゲーム白書2018
発行・監修:株式会社Gzブレイン マーケティングセクション
編集:株式会社Gzブレイン・株式会社ゲームエイジ総研
協力:株式会社インターアローズ
発売日:2017年12月12日
価格:PDF(CD-ROM)+書籍セット版…68,000円+税
書籍版…36,000円+税
PDF版(CD-ROM)…32,000円+税
総頁数:452頁


<目次>
巻頭特典:ファミ通モバイルゲーム白書プレミアム
序章:特別寄稿
第1章:世界のモバイルゲーム市場規模
第2章:モバイルゲームユーザーの消費行動・態度分析
第3章:主要IPクローズアップ
第4章:モバイルゲームユーザーと関連エンタメ市場との関係性
第5章:最新売上ランキングデータ
第6章:ゲーム関連企業情報


 

本書の紹介ページ

株式会社KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
設立
1954年4月
代表者
代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
決算期
3月
直近業績
売上高2554億2900万円、営業利益259億3100万円、経常利益266億6900万円、最終利益126億7900万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9468
企業データを見る