ユニティ、OTOYの提供するGPUベースのレンダリングエンジンをUnityで使用できる「OctaneRender for Unity」をリリース


ユニティ・テクノロジーズは、「OctaneRender for Unity」がリリースされたことを発表した。なお、リリース時点ではWindows版のUnity 2017.1.0のみがサポートされている。 

OTOYの提供するGPUベースのレンダリングエンジンをUnityで使用できるようになり、フォトリアリスティックな映像を描写することが可能になる。また、CPUベースのレンダリングエンジンに比べておおよそ10-50倍早く描写することができる。

UnityのTimelineやCinemachine機能と「OctaneRender」を組み合わせて使用することで、アーティストやデザイナーがUnityを使ってシーンや物語の展開を作り込むだけでなく、写真のようにリアルなCG映像作品を製作したり、ゲームのシーンを利用した美しいトレイラーを製作することができる。 

「OctaneRender for Unity」を使用するには、インストーラーをUnityアセットストアからダウンロードすることで利用できる。 
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/105646

使用方法やドキュメントなど詳しくはウェブサイトで確認できる。 
https://unity3d.com/jp/partners/otoy/octane

レンダリングに使用したいGPUの数によって無料と有料のサブスクリプションのプランが用意されている。 詳しくはウェブサイト(英語)で確認できる。 
https://unity3d.com/partners/Otoy/Octanerender

※「OctaneRender」は、 NVIDIAが提供する開発環境CUDA 8を使用して開発されたアプリケーションであるため、動作環境にはCUDAをサポートするGPUカードとグラフィックスドライバーの347.xまたはそれ以上が必要となる。「OctaneRender」の推奨ハードウェアについては以下のウェブサイト(英語)を参照。
https://help.otoy.com/hc/en-us/articles/214357103-Hardware-Suggestions
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