【ゲーム株概況(1/5)】ソーシャルカジノ事業参入に向けて合弁会社設立のアエリアが後場急騰 任天堂は前日の急騰への反動売りに押される

1月5日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比208.20円高の2万3714.53円で取引を終えた。北朝鮮が南北当局者会談開催に同意したと報じられたことで、アジア株市場が上昇する展開となり、国内市場も後場に入って上げ幅を拡大した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アエリア<3758>が後場に入って急騰し、一時は1600円台後半まで買われる展開となった。アエリアは、この日(1月5日)の前場引け後に、台湾の網銀國際股份有限公司とソーシャルカジノ事業への参入を目的とした合弁会社を設立することで合意したと発表(関連記事)したことが材料視されたようだ。

また、ドリコム<3793>やgumi<3903>、サイバーエージェント<4751>なども買われた。

半面、前日は東証による信用取引に関する臨時措置解除で買われたenish<3667>がさえず、エイチーム<3662>やオルトプラス<3672>、ガーラ<4777>なども売られた。

任天堂<7974>は、前日にNianticによる『ポケモンGO』の中国配信検討を材料に動意づいた反動もあって、朝高の後は売り物に押される展開となった。


■関連銘柄
株式会社アエリア
http://www.aeria.jp/

会社情報

会社名
株式会社アエリア
設立
2002年10月
代表者
代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
決算期
12月
直近業績
売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3758
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