【ゲーム株概況(1/17)】外資の好評価や「FF」タイトル発売発表のスクエニHDがしっかり サイバーステップは利益確定売りに押される

1月17日の東京株式市場では、日経平均株価は3日ぶりに反落し、前日比83.47円安の2万3868.34円で取引を終えた。為替の円高推移や前日の米国市場安を受けて朝方から売りが先行した。ただ、まもなく発表が本格化する国内の10~12月決算への期待感が下値を支え、売り一巡後はじりじりと下げ幅を縮小した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全体にさえない銘柄が目立つ中で、スクウェア・エニックスHD<9684>が昨年来高値を更新するなどしっかりとした推移となった。スクエニHDは、クレディ・スイス証券が投資評価を新規「アウトパフォーム」とし、目標株価を6600円に設定したことや、子会社スクエニがWindows PC版「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」とPS4/Xbox One版 「FINAL FANTASY XV ROYAL EDITION」の3月6日発売を発表したことが評価材料となったようだ。

ほか、ネクソン<3659>やサイバーエージェント<4751>、任天堂<7974>などが堅調。

半面、サイバーステップ<3810>は連日の急騰への利益確定売りに押され、ensih<3667>とケイブ<3760>の下げもきつい。

シリコンスタジオ<3907>は3日続落となり、2500円台を割り込んで取引を終えた。


■関連銘柄
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
https://www.hd.square-enix.com/jpn/

会社情報

会社名
株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
設立
1975年9月
代表者
代表取締役社長 桐生 隆司
決算期
3月
直近業績
売上高3432億6700万円、営業利益443億3100万円、経常利益547億0900万円、最終利益492億6400万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9684
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