【イベント】世界最大規模のゲームトーナメント「Evolution Championship Series: Japan 2018」が開幕 対戦ゲームの祭典が遂に日本上陸!



EVO Japan実行委員会LLPは、「Evolution Championship Series: Japan 2018(通称:EVO Japan 2018)」を1月26日より3日間にわたって開催した。
 
【EVOとは】
対戦格闘ゲームジャンルにおける世界最大規模のゲームトーナメント。世界中から集まったプレイヤー達が、公平なルールと競技精神、そしてこれまで磨いてきた最高の技術で競い合い、チャンピオンの座を決める戦いに挑む。毎年7月に北米で開催されており、参加者は1万人を超える。

格闘ゲーム発祥の地である日本で「EVO」が遂に開催。本稿では東京・池袋サンシャインシティ文化会館で行われた、1月27日(DAY2)の模様をお届けする。
 

■対戦ゲームの祭典が遂に日本上陸!


本イベントは、主に"メイントーナメント"と"サイドトーナメント"、そして企業による"協賛ブース"で構成されていた。

「メイントーナメント」は
・鉄拳7
・GUILTY GEAR Xrd REV 2
・THE KING OF FIGHTERS XIV
・BLAZBLUE CENTRALFICTION
・ストリートファイターV アーケードエディション
・大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
・ARMS

の7タイトルで行われており、日程に応じて予選~決勝戦までが開催。1月27日では、「鉄拳7」「ストリートファイターV アーケードエディション」「GUILTY GEAR Xrd REV 2」「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」の予選と、「THE KING OF FIGHTERS XIV」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」の決勝戦が行われた。


EVO Japan 2018 THE KING OF FIGHTERS XIV 結果
優勝 台湾・ZJZ選手
準優勝 香港・lau選手
3位 日本・M'選手
4位 中国・Xiaohai選手
5位タイ 香港・Ball選手
5位タイ 台湾・ET選手
7位タイ 日本・こうこう選手
7位タイ 香港・不動明王選手


EVO Japan 2018 BLAZBLUE CENTRALFICTION 結果
優勝 日本・フェンリっち選手
準優勝 日本・ゆった選手
3位 日本・さやかちゃんbot選手
4位 日本・もけもけ選手
5位タイ 日本・fumi選手
5位タイ 日本・Dora選手
7位タイ 日本・なおと選手
7位タイ 日本・ダイワ選手

また、サイドトーナメント種目の「ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX」も3位決定戦と決勝戦をメインステージで実施した。


EVO Japan 2018 ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX 結果
優勝 日本・Mikukey&クロスいがらし選手
準優勝 日本・きょう&レッド選手
3位 日本・ぽてちん&とのさま選手
4位 日本・clown&ワルタン選手

決勝トーナメントを後日に控えたタイトルでは、DAY1に続き2日目も予選を実施。会場のいたるところで予選が進められ、空いたテーブルでは試合を控えた選手の練習などが見られた。初日の予選を通過した猛者が残っており、どの試合もハイレベルな戦いが繰り広げられていた。




選手だけでなく、観戦者も勝負の行方を真剣な表情で見守る。試合後には言葉は通じなくとも握手で互いの健闘を讃えあった。

また、「サイドトーナメント」では、ユーザーコミュニティ主導によるイベントが催された。「メイントーナメント」は出場するにあたっての事前応募が必須だが、こちらは当日参加が可能なタイトルもあり、多くの来場者が集まった。

・ストリートファイターZERO3(AC)


・CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001(AC)


・ソウルキャリバーV(PS3)


・デモンブライド(AC)


・東方非想天則(PC)


・ニトロプラス ブラスターズ -ヒロインズ インフィニット デュエル-(AC)


・ヴァンパイアハンター(AC)


・恋姫演武 ~遼来来~(PC)


・ストリートファイターIII 3rd STRIKE -Fight for the Future-(AC)


・ヤタガラス Attack on Cataclysm(AC)


・らんま1/2 爆烈乱闘篇(SFC)


サイドトーナメント会場にはアーケードゲーム筐体やPCモニターがずらりと並んでおり、中にはブラウン管テレビが集まる2018年とは思えない光景も見られた。画面が見やすいように照明を消すフロアもあり、コミュニティ主導だからこそ可能なプレイヤー目線の大会が開催されていた。



また、設営されたフリースペースに自身のおすすめゲームやPCモニターなどを持ち込むユーザーも見られた。これらは全てフリープレイで、持ち込んだ人に話しかければゲームを遊ぶことが可能。自身の知らないゲームに触れる良い機会でもあり、まさに対戦ゲームのお祭りを楽しめるスペースになっていた。

協賛ブースでは、各企業によるメーカーグッズや、未発売タイトル・最新コンテンツの試遊コーナーが設営されていた。

01. ポケモン

ポケモンブースでは、『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX』のタッグトーナメントを開催。3位決定戦と決勝戦をメインステージで行うことから、ブース内では準決勝戦までが実施された。

02. LHJ

LHJブースでは『STREET FIGHTER V』や『鉄拳7』のアクションフィギュアが展示。『ヤタガラス Attack on Cataclysm』の試遊も可能となっていた。

03. 電脳格技プロジェクト/集英社

格闘ゲームを題材にした漫画作品『電脳格技メフィストワルツ』(原作:杉井光、漫画:おかゆさん)のコミックス発売を記念して、第1話の試し読み小冊子を配布していた。

04. docomo 5G

第5世代移動通信方式「5G」を用いて『鉄拳7』の対戦コーナーを実施。コンマ1秒を競う格闘ゲームにおいて、無線接続での対戦というのは、それだけで不利だったが、「5G」接続は無線とは思えないほどスムーズな対戦が可能となっていた。

05. SNK

SNKブースでは『THE KING OF FIGHTERS XIV』のDLCキャラクターの先行試遊やグッズ販売を実施。

06. バンダイナムコエンターテインメント

「ソウルキャリバー」シリーズの最新作『ソウルキャリバーVI』の試遊台を出展。日本国内では初の試遊ということもり、同作のファンが多く集まった。

07. アークシステムワークス

5月31日に発売予定の「BLAZBLUE CROSS TAGBATTLE」試遊台を出展。落書きスポットも用意され、ファンによる多くの絵が注目を集めていた。

08. HORI

アーケードスティックの最新作「ファイティングエッジ刃」試遊台を出展。その他にも同社製品を多数展示していた。

09. アリカ

アリカブースでは、年内発売予定の『FIGHTING EX LAYER』試遊台を出展。

10. KADOKAWA/[ebiten]

KADOKAWA/[ebiten]ブースでは「ギルティギア」「ブレイブルー」「ウメハラ THE FIGHTING GAMERS!」など格闘ゲーム関連書籍のほか、アークシステムワークスの関連グッズを販売していた。

11. ポノス

2018年春に配信予定の対戦アクションゲーム『ファイトクラブ』体験コーナーを出展。プロゲーマー社員のガリレオ氏、もけ氏と会うことも可能で、本作のシステム説明から対戦までを教わることができた。4分割されたスマートフォン画面をタップする、というシンプルな操作でありながら対戦ゲームの醍醐味である"読み合い"を楽しめる。

12. AOne Games

南米チリに本拠地を置くAOne Gamesは、2D格闘ゲーム「Omen Of Sorrow」を出展。

13. 三和電子

三和電子ブースでは、アーケードコントローラーに使用されるジョイスティックレバーやプッシュボタンを出展。

14. EVO Goods sales (Attasa)

アタッサブースでは、EVO公式グッズやマッドキャッツなど多数グッズを販売していた。
 

■舞台は秋葉原UDX アキバ・スクエアへ


DAY1・DAY2の会場となった東京・池袋サンシャインシティ文化会館には、入場無料ということもあり対戦ゲームを愛する多くの来場者が集まった。好きなタイトルの大会を楽しみに向かう人もいれば、単純にゲームが好きで足を運んだ人も。EVOはゲームトーナメントではあるものの、張り詰めた緊張感だけではなく、友達の家で遊ぶような空気も感じられる、まさにお祭りのようなイベントだった。最終日は舞台を秋葉原UDX アキバ・スクエアに移し、決勝トーナメントを実施する。こちらのレポートも後日掲載予定だ。


EVO Japan 2018
公式サイト


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