『星のドラゴンクエスト』の一部ユーザーがガチャの表示について集団訴訟

スマートフォンゲーム『星のドラゴンクエスト』の一部ユーザー(8名)が1月26日、運営元のスクウェア・エニックスを相手に、同タイトルのふくびき(ガチャ)の表示に対して、不実告知ないし優良誤認表示に該当することを理由に損害賠償等請求訴訟を求める訴訟を東京地方裁判所に申し立てたことを明らかにした。

原告らの代理人である、ひかり総合法律事務所の弁護士 板倉陽一郎氏によると、期間限定とする複数の「★5 そうび」に関して、ふくびきから高い確率で排出されるかのような表示を行っていたが、実際にふくびきを利用すると極めて低い確率でしか排出されなかったとのこと。

8人の請求は、スクウェア・エニックスに対して原告団が購入したジェム(ゲーム内通貨)購入額相当の支払いを求めるという内容だった。ジェム購入額は8800円から 93万3720円まで幅があり、合計は300万円強となる。これには、300万円強の弁護士費用(1割)の支払いと訴訟費用も含まれているという。