【ゲーム株概況(1/30)】最新作『モンハン:ワールド』の全世界出荷本数が500万本達成のカプコンが買われる 前日急騰のgumiは利益確定売り

1月30日の東京株式市場では、日経平均株価は下げ幅を拡大して5日続落し、前日比337.37円安の2万3291.97円で取引を終えた。米国市場安や原油安が市場心理の重しになり、朝方から売りが先行。一時は下げ幅400円に迫る場面もあった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カプコン<9697>が朝方急騰した後、終日プラス圏での推移となった。カプコンは、1月29日にPS4、Xbox One、PC向けゲーム『モンスターハンター:ワールド』が全世界で500万本出荷(ダウンロード版販売実績を含む)を達成したと発表しており、今期業績に与えるインパクトへの期待が高まっているようだ。

また、サイバーエージェント<4751>が続伸したほか、セガサミーHD<6460>やLINE<3938>、ドリコム<3793>なども買われた。

半面、前日急騰したgumi<3903>が利益確定の売り物に押され、アカツキ<3932>やイグニス<3689>なども売られた。

■関連銘柄
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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