イマジニア、18年3月期の業績予想を上方修正 『メダロット クラシックス』などゲームコンテンツが貢献

イマジニア<4644>は、本日1月31日、2018年3月通期の連結業績予想を上方修正し、売上高45億2500万円(前回予想40億円)、営業利益6億円(同4億円)、経常利益8億6300万円(同5億6200万円)、最終利益4億7200万円(同4億円)とした。従来予想からの修正率は、売上高が13.1%増、営業利益が50.0%増、経常利益が53.6%増、最終利益が18.0%増となる。

 


同社では、成長に向けて注力しているゲームコンテンツに加え、海外へのアニメ・ドラマのコンテンツ提供、キャリア主導サービスが計画を上回ったため、と説明している。


 
■第3四半期は営業益58%増

同時に発表した第3四半期累計(17年4~12月)の連結は、売上高34億8600万円(前年同期比22.0%増)、営業利益5億1600万円(同58.0%増)、経常利益7億3900万円(同90.1%増)、最終利益3億8000万円(同63.0%増)だった。

 


主力のコンテンツ事業では、ゲームコンテンツに注力しており、新作の「キキ&ララのトゥインクルパズル」と、スマートフォンゲームの制作に特化した関係会社SoWhatの2作目となる「すみすみ」を開発中。

家庭用ゲームについては前期吸収合併したロケットカンパニーのリソースとノウハウを活かし、17年12月にニンテンドー3DS向け「メダロット クラシックス」を販売した。さらに「Nintendo Switch」向けタイトルの参入を決定し、開発を進めているという。

また、キャリア向けでは「NTTドコモスゴ得コンテンツ」向けは順調に推移し、「auスマートパス」は大幅にコンテンツ数が縮小となったものの、挽回策として、あらためて4つの新規コンテンツのサービスを開始したとのこと。
イマジニア株式会社
https://www.imagineer.co.jp/

会社情報

会社名
イマジニア株式会社
設立
1986年1月
代表者
代表取締役社長兼CEO 澄岡 和憲
決算期
3月
直近業績
売上高66億4000万円、営業利益5億9600万円、経常利益9億3200万円、最終利益6億1000万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4644
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