ソニー、第3四半期は営業益が266%増の7126億円と大幅増益を達成 ゲームや家電、金融分野が貢献 映画の収益改善も寄与

ソニー<6758>は、この日(2月2日)、第3四半期累計(2017年4~12月)の連結決算(SEC)を発表し、売上高及び営業収入が15.7%増の6兆5929億円、営業利益が同266.8%増の7126億円、最終利益は同11.1倍の5076億円と大幅な増益を達成した。

 


主力のゲーム&ネットワークサービス分野が好調に推移したことに加え、ホームエンタテインメント&サウンド分野、金融分野が大幅増収・増益となったことが主な要因となった。また前年同期に映画分野での減損損失を今期計上しなかったことも営業利益の改善要因となった。ゲーム&ネットワークサービス分野では、PlayStation4向けソフトのネットワークを通じた販売が伸びたという。

2018年3月通期は、売上高及び営業収入が11.8%増の8兆5000億円、営業利益が149.4%増の7200億円、最終利益が554.9%増の5076億円と大幅な増益を見込む。営業利益を従来予想から900億円、最終利益を1000億円引き上げた。

 
ソニーグループ株式会社
https://www.sony.com/ja/

会社情報

会社名
ソニーグループ株式会社
設立
1946年5月
代表者
代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
決算期
3月
直近業績
売上高及び金融ビジネス収入11兆5398億3700万円、営業利益1兆2082億600万円、税引前利益1兆1803億1300万円、最終利益9371億2600万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6758
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