タカラトミー、第3四半期の営業益は33%増の137億円 50周年の『リカちゃん』と海外向け『トランスフォーマー』『ベイブレードバースト』が好調 

タカラトミー<7867>は、本日(2月7日)、第3四半期累計(17年4-12月)の連結決算を発表し、売上高1410億円(前年同期比7.1%増)、営業利益137億円(同33.4%増)、経常利益134億円(同28.0%増)、最終利益97億円(同24.5%増)と増収増益を達成した。

 


増収増益での着地となったが、同社では、国内とアジア市場での玩具販売が好調に推移したことに加えて、『トランスフォーマー』『ベイブレードバースト』の海外向け輸出が増加したため、としている。海外にジネスの収益性改善も利益を押し上げる要因となった。

日本国内では50周年を迎えた「リカちゃん」関連商品の販売が伸長するとともに、「トミカ」ではテレビアニメ「トミカハイパーレスキュードライブヘッド」が好評を得た。夏に映画が公開された「トランスフォーマー」や北米・欧州でテレビアニメが放送されている「ベイブレードバースト」の海外向け輸出が大幅に増加した。

さらに、年末商戦においては、次世代ベーゴマ「ベイブレードバースト」やタマゴを孵化させ楽しむ新感覚ペット「うまれて!ウーモ」の人気が継続したことに加え、同社初となる女児向け特撮テレビシリーズ「ミラクルちゅーんず!」や風船アートが楽しめる手作りホビー玩具「ウーニーズ」などの新商品が好評を博したという。

また、子会社のタカラトミーアーツにおいては、空港で展開するカプセル自販機「空港ガチャ」や「究極のTKG(たまごかけごはん)」などのクッキングトイ関連商品がメディアで多数紹介され大きな話題となった。


 
■2018年3月通期の見通し

続く2018年3月通期は、売上高1770億円(前期比5.6%増)、営業利益115億円(同48.5%増)、経常利益115億円(同47.0%増)、最終利益70億円(同30.3%増)を見込む。

 
株式会社タカラトミー
http://www.takaratomy.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社タカラトミー
設立
1953年1月
代表者
代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
決算期
3月
直近業績
売上高1872億9700万円、営業利益131億1900万円、経常利益120億4300万円、最終利益83億1400万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7867
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