クルーズ、3Qは売上高17%減、営業益58%減に…ゲーム関連事業の譲渡の影響で SHOPLIST事業は売上高9%増、セグメント利益51%増

クルーズ<2138>は、2月9日、2018年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結決算を発表、売上高192億1300万円(前年同期比17.9%減)、営業利益7億7600万円(同58.2%減)、経常利益7億8000万円(同58.8%減)、四半期純利益3億9200万円(同87.2%減)となった。
 

同社は、SHOPLISTを中心としたEC関連領域に人材や資金等の経営資源を集中させ、その成長に注力する事業戦略を推進しており、それに伴い、2016年11月に『エレメンタルストーリー』を除く全てのゲームタイトルに関する事業とそれに関わる人材をマイネット<3928>グループに譲渡しており、その影響が売上高、利益とも数字に表れる格好となっている。

注力事業であるSHOPLIST事業は、売上高163億8300万円(前年同期比9.6%増)、セグメント利益8億6200万円(同51.1%増)と拡大を継続している。

なお、2018年3月期通期の業績予想については、新規性の高い事業や新たなビジネスにも積極的に取り組んでいることから、現時点で適正かつ合理的な業績予想の算定ができないため非開示としている。
クルーズ株式会社
http://crooz.co.jp/

会社情報

会社名
クルーズ株式会社
設立
2001年5月
代表者
代表取締役社長 小渕 宏二
決算期
3月
直近業績
売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2138
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