バンナムHDのIP別売上高…『ドラゴンボール』が66%増の654億円と大幅増 『ドッカンバトル』貢献 『妖怪ウオッチ』低迷 『アイカツ!』復活も30億円割れ



バンダイナムコホールディングス<7832>は、2月9日、第3四半期(17年4~12月)のIP別売上高を発表し、『ドラゴンボール』の売上高が前年同期比で66%増の654億円と大きく伸びたことを明らかにした。前期(2017年3月期)の実績値である611億円をすでに超過しており、通期では前期比57%増の960億円を見込んでいるとのこと。

『ドラゴンボール』は、国内トイホビーだけでは98億円にとどまっていることを考慮すると、国内だけでなくワールドワイドでヒットしている『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』の寄与が大きかったものとみられる。

また、伸びが目立ったのは『NARUTO』で、182%増の82億円と大きく伸長した。『仮面ライダー』と『スーパー戦隊(Power Rangers)』でそれぞれ16.9%増の200億円、8%増の148億円だった。『ウルトラマン』『プリキュア』もプラスだった。

他方、売上高を減らしたコンテンツとしては、『機動戦士ガンダム』が同10%減の504億円、『ONE PIECE』が同3%減の223億円となったほか、『妖怪ウォッチ』が64%減の32億円と大きく減らした。また、第1四半期からIP別売上高から除外された『アイカツ!』シリーズはこの四半期で復活表記とはなったが、同17%減の29億円と30億円に届かなかった(ただ国内トイホビーには記載なし)。

 



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©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
株式会社バンダイナムコホールディングス
http://www.bandainamco.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコホールディングス
設立
2005年9月
代表者
代表取締役社長 川口 勝
決算期
3月
直近業績
売上高9900億8900万円、営業利益1164億7200万円、経常利益1280億0600万円、最終利益903億4500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7832
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