【ゲーム株概況(2/13)】バンナムHDの決算を受けてアカツキに先回り買い 『ブレフロ2』への期待からgumi反発 13日決算発表銘柄の下落目立つ

2月13日の東京株式市場では日経平均株価は続落。前日比137.94円安の2万1244.68円で取引を終えた。朝方は、連休中の米国株高を手がかりに朝方は買いが先行し、一時300円近い上昇を見せたものの、後場に入ると外部環境への警戒感から先物主導で売られ、一時171円安まで売り込まれる場面もあった。

こうしたなか、ゲーム関連株も売りに押される銘柄が目立ったが、一部材料株や好業績期待から買いが集まった。アカツキ<3932>は、バンダイナムコホールディングス<7832>や東映アニメーション<4816>の決算で『ドラゴンボールZドッカンバトル』が好調と発表しており、決算への先回り買いが入ったもようだ。同社は2月14日に決算発表の予定だ。

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また、gumi<3903>は反発。昨日(2月12日)、子会社のエイリムが『ブレイブフロンティア2』のリリース発表会を行ったことが好感された。世界的にヒットした作品の続編ということで期待が高まっている。また有料ガチャを導入しないなど、新しい取り組みを行うことも注目を集めた。リリース予定日は2月22日とのこと。

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他方、この日は、Aiming<3911>やKLab<3656>、エヌジェイホールディングス<9421>など決算発表銘柄が軟調だった。また好決算を発表した日本一ソフトウェア<3851>も利食い売りに押された。日本一は、決算発表日に大きな陽線となるなど、先回り買いが入っていたこともあり、決算発表を受けて利食い売りが出たようだ。



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