【ゲーム株概況(2/28)】子会社パルスの提携などを材料にイグニスがS高 IGポートは「銀河英雄伝説」の原作小説発売が刺激に 大手ゲーム株が軟調

2月28日の東京株式市場では、日経平均株価は4日ぶりに反落し、前日比321.62円安の2万2068.24円で取引を終えた。米FRB(連邦準備理事会)議長の議会証言を受けて、前日の米国市場が売られており、その流れが国内市場にも波及した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、イグニス<3689>が朝方からストップ高に張り付いたまま、比例配分となった。イグニスは、前日2月27日に子会社のパルスが香港のインフルエンサーなどのタレントマネジメントを行う芸能事務所であるUnleash Entertainmentと包括的業務提携契約を結んだことや、Virtual Live Platform「INSPIX」の自社開発を加速することを発表したことなどが株価の刺激材料となったようだ。

また、日本一ソフト<3851>やenish<3667>、エディア<3935>なども買われ、周辺株ではグループ会社のマッグガーデンがアニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」の原作小説「銀河英雄伝説」を発売することを決定したIGポート<3791>も大幅高した。

半面、バンダイナムコHD<7832>やコーエーテクモHD<3635>など大手ゲーム株にさえない銘柄が目立ち、アエリア<3758>も小幅ながら続落した。


■関連銘柄
株式会社イグニス
http://1923.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社イグニス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
決算期
9月
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