【ゲーム株概況(3/8)】外資の目標株価引き上げで任天堂が大幅高 サイバーエージェントとカプコンは連日の高値更新 マイネットは反発

3月8日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比115.35円高の2万1368.07円で取引を終えた。米国の鉄鋼とアルミニウムへの輸入制限についてカナダやメキシコを除外する可能性が指摘されたことで、貿易摩擦への警戒感が後退した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、買い優勢の展開の中で任天堂<7974>が大幅高した。任天堂は、ジェフリーズ証券がレーティング「バイ」を継続し、目標株価を6万9200円から7万9900円に引き上げたことが材料視されているもよう。

また、サイバーエージェント<4751>とカプコン<9697>が連日の高値更新となったほか、エディア<3935>やマイネット<3928>なども買われた。マイネットは、不正アクセスによるゲームタイトルの障害に復旧のめどが付いたことが市場から好感されたようだ。

【関連記事】
マイネット、不正アクセスで停止していたゲームは来週から順次再開 セキュリティ強化作業が完了

半面、目立って売られる銘柄のない中でコーエーテクモHD<3635>がさえない。


■関連銘柄
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る