インプレスHD、第1四半期は営業益89%減-医療部門の譲渡や広告需要の減少で

インプレスホールディングス<9479>は、本日(8月3日)、第1四半期(4~6月期)の連結業績を発表し、売上高26億9100万円(前年同期比36.3%減)、営業利益3700万円(同88.9%減)、経常利益4100万円(同86.5%減)、四半期純利益6500万円(同36.2%減)だった。     同社では、医療セグメントの事業譲渡による売上高の減少や、震災の影響による広告収入の減少に加え、前年同期の特殊要因であったパソコン入門書の大型出荷などがなくなったことが影響した、としている。原価抑制や固定費削減などによる収益性の改善はあったものの、減収の影響を補えなかったとのこと。 なお、医療セグメントの事業譲渡の影響により、医療セグメントの業績は、前年同期に比べ売上高で13億1200万円、経常利益で2億4400万円の減少になった。 2012年3月期は、売上高122億円(前期比19.4%減)、営業利益2億円(同63.9%減)、経常利益1億5000万円(同71.0%減)、当期純利益1億5000万円(前期12億4600万円の赤字)を見込む。