【ゲーム株概況(4/2)】メディア工房が後場急騰…VRコントローラー端末の国内販売権、PF運営権取得で 信用規制を嫌気してアクセルMが大幅反落

新年度相場となる4月2日の東京株式市場では、日経平均株価は週末を挟んで3営業日ぶりの反落となり、前日比65.72円安の2万1388.58円で取引を終えた。海外がイースター(復活祭)休暇のため、前週末に引き続き薄商いとなる中で、午前中はプラス圏での推移となったものの、大引けにかけて利益確定の売り物に押されてマイナスに転じた。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、任天堂<7974>やカプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>など大手ゲーム株の一角が堅調な推移となったほか、メディア工房<3815>が後場に入って急騰した。メディア工房は、前場引け後に中国の北京凌宇智控科技有限公司との業務提携を発表しており、VRコントローラー端末「NOLO」の日本における販売総代理業務とプラットフォーム運営権を取得したと発表したことが材料視される格好となった。

ほか、サイバーステップ<3810>やenish<3667>、トーセ<4728>などがしっかり。

半面、東証による信用規制を嫌気したアクセルマーク<3624>が大幅反落となり、アカツキ<3932>やgumi<3903>、オルトプラス<3672>なども売られた。

前週末にソフトバンクグループ<9984>のグループ再編によるシナジー発揮への期待感からストップ高したベクターは、この日は反落した。


■関連銘柄
株式会社メディア工房
https://www.mkb.ne.jp/

会社情報

会社名
株式会社メディア工房
設立
1997年10月
代表者
代表取締役社長 長沢 一男
決算期
8月
上場区分
東証グロース
証券コード
3815
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