【ゲーム株概況(4/27)】サプライズ発表のサイバーエージェントとエディアが一時ストップ高 好決算発表の任天堂とコーエーテクモも高い

4月27日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸。前日比148.26円高の2万2467.87円で取引を終えた。大幅減益見通しを発表したファナックが下落したことを受けて、機械・ハイテク株が軟調に推移したものの、前日の米国株高を受けて買い優勢ととなった。個人などの連休を控えた手仕舞い売りを吸収した格好だ。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーエージェント<4751>が一時ストップ高まで買われた。好決算に加えて、子会社Cygamesが任天堂<7974>と提携したことが材料視された。『ドラガリアロスト』を日本、台湾、香港およびマカオ向けに配信開始する。また、同タイトルは任天堂グループのバックアップの下で、北米地域および欧州地域への配信も目指すという。

【関連記事】
【速報】任天堂とCygames、スマホゲーム事業で業務・資本提携 今夏に新作オリジナルゲーム『ドラガリアロスト』を配信へ
任天堂とCygames、新作アクションRPG『ドラガリアロスト』の事前登録を開始! 2018年夏に日本、台湾、香港、マカオでリリース予定
【速報】サイバーエージェント、第2四半期は営業益37%増の197億円 AbemaTVへの投資継続もネット広告中心に拡大


エディア<3635>も高い。こちらも一時ストップ高まで買われた。この日、開発中の『マップラス+カノジョ』プロジェクトに講談社が参画することで合意したことを明らかにしたことが好感されたようだ。

【関連記事】
エディア、開発中の新作位置情報ゲーム『マップラス+カノジョ』プロジェクトに講談社が参画 より高いクオリティでのIP創出を目指す


また、好決算を発表した任天堂<7974>も堅調だった。前日発表した18年3月期の決算は、営業利益は6.0倍の1775億円だった。19年3月期の営業利益予想は2250億円と市場予想を下回ったが、Nintendo Switchソフトの販売計画が保守的との見方から買いが入ったもよう。コーエーテクモホールディングス<3635>も高い。

【関連記事】
任天堂、18年3月期は売上高2.1倍、営業益6倍に Nintendo Switchがハード、ソフトとも好調 『スーパーマリオ オデッセイ』は全世界累計1000万本超え!
コーエーテクモHD、18年3月期は営業益33%増 『信長の野望・大志』が世界累計出荷1,000万本に IP許諾の『真・三國無双 斬』も1,000万DL突破



【ゲーム関連株一覧】
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
企業データを見る
株式会社エディア
http://www.edia.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エディア
設立
1999年4月
代表者
代表取締役社長 賀島 義成
決算期
2月
直近業績
売上高24億9400万円、営業利益1億2300万円、経常利益1億1300万円、最終利益1億800万円(2022年2月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3935
企業データを見る
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
企業データを見る
コーエーテクモホールディングス株式会社
http://www.koeitecmo.co.jp/

会社情報

会社名
コーエーテクモホールディングス株式会社
設立
2009年4月
代表者
代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
決算期
3月
直近業績
売上高784億1700万円、・営業利益391億3300万円、経常利益398億9900万円、最終利益309億3500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3635
企業データを見る