
ファンコミ、1Qは売上高8%減、営業益21%減に ITPや検索アルゴリズムの影響を受けてCPA型、CPC/ターゲティング型ともに減収減益
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主なセグメントごとの状況は以下のとおり。
①CPA型アドネットワーク事業…売上高61億8500万円(前年同期比6.6%減)、営業利益11億5800万円(同9.4%減)
「seedApp(シードアップ)」は堅調に推移したものの、「A8.net(エーハチネット)」はITPや検索アルゴリズムの影響を受け、また、「adcrops(アドクロップス)」はアドフラウドの影響を受け、CPA型アドネットワーク事業の売上高は減収となった。一方、「A8.net」においては、ITPへの対策として新しい広告効果計測システムを提供開始した。
②CPC/ターゲティング型アドネットワーク事業…売上高26億4000万円(同18.7%減)、営業利益3億円(同43.0%減)
ITPの影響によってcookieをベースにしたターゲティング広告の鈍化、ソーシャルメディアへの広告予算の集中や広告配信先メディアの精査、バナー表示方法の適正化などの影響で売上高が伸び悩んだ。また、利益面においては動画広告などの先行投資が継続しており減益となった。
なお、2018年12月期通期の予想については、従来予想から変更なく、売上高385億円(前期比1.5%減)、営業利益50億円(同13.0%減)、経常利益50億2000万円(同13.3%減)、当期純利益34億7000万円(同17.9%減)と減収減益の見込み。

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企業情報(株式会社ファンコミュニケーションズ)
会社名 | 株式会社ファンコミュニケーションズ |
---|---|
URL | http://www.fancs.com/ |
設立 | 1999年10月 |
代表者 | 柳澤 安慶 |
決算期 | 12月 |
直近業績 | 売上高144億8200万円、営業利益22億4500万円、経常利益23億0400万円、当期純利益16億3900万円(2012年12月期) |
上場区分 | 東証マザーズ |
証券コード | 2461 |

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