サンリオ、18年3月期は減収減益…インバウンドやアジア圏、アニメコラボ好調も地方と欧米市場が低迷

サンリオ<8136>は、5月11日、2018年3月期の連結決算を発表し、売上高602億円(前の期比3.9%減)、営業利益57億円(同17.0%減)、経常利益60億円(同17.0%減)、最終利益49億円(同23.9%減)だった。

 


同社では、欧米市場での商品ライセンス収入の回復の遅れが影響したほか、地方における消費低迷の影響が響いたため、としている。他方、中国を中心としたアジア市場や、海外観光客のインバウンド需要による国内の大都市圏での復調、テーマパークの活況や他社アニメ系コンテンツとのコラボレーションなどが好調だったという。

続く2019年3月期は、売上高606億円(前期比0.6%増)、営業利益52億円(同9.3%減)、経常利益54億円(同10.3%減)、最終利益30億円(同39.1%減)を見込む。

 
株式会社サンリオ
https://www.sanrio.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サンリオ
設立
1960年8月
代表者
代表取締役社長 辻 朋邦
決算期
3月
直近業績
売上高726億2400万円、営業利益132億4700万円、経常利益137億2400万円、最終利益81億5800万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
8136
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